「終わりよければ全てよし」といいますが、ゴルフは最初の3Hのメンタル面の準備がとても大切です。
寝て起きると昨日の自分が別人くらいに体のコンデションが変化しますので、朝は自分がどんなプレーをするのかプロゴルファーでもわかりません。
また、ゴルフ初心者は終盤の残り3ホールほどになるとスコアを乱す人がいます。
いつも最後に帳尻が合ってしまうのは何故なのでしょうか?
対策はないのでしょうか?
初心者はスタート直後に…
一週間前から楽しみしていたラウンドで、練習とツールの準備も完ぺきでイメージも膨らませてコースに到着、スタート準備してティオフしたまでは良いのですが、1番ホールでいきなり+5の大たたき。
1番のスコアが気になり、引きずってしまい結局スコアアップどころか今季ワースト、失意のまま疲れとともに帰路へ。
なんて経験ありませんか?
初心者ゴルファーには「いつも1番Hで大たたきするぅー」「スタートホールが苦手」という方も多く、プロゴルファーや上級者でもスタートホールでスコアを乱すことがあります。
ティオフまでに体を温めよう
ゴルフのスタートは朝早いので、寝起きの体は睡眠モードで血流が悪く、良いパフォーマンスが期待できません。
上級者ほど、ストレッチなどで筋肉の温度を上げて、スイングに必要な関節の可動域を広げてスムーズなスタートにつなげています。
朝風呂でも良いので筋肉と関節を冷やさずに、温度を上げる努力をしましょう。
それでも月一や初心者ゴルファーは「当たるのか」「迷惑かけるので走らないと」「球は足りるのか」不安なことが多くて慌ててしまい、ついつい1番Hでやってしまいます…。
スタート3ホールはスコア見ずに調子様子見で!
それでも結局「やってしまったぁー…」
でも、慌てないで考え方を切り替えましょう。
最初の3ホールは様子見が必要で、何が起きても冷静に受け止める心構えが必要です。
初心者はプレーで何がおきるかわかりません。
体もほぐれてきて、ホントに4番あたりで今日の調子もわかり、対策できる感じがしますよ。
実は私もスロースターターで出だしから+2、+2、+3という悲惨なスタートもありますが、何とか78(+6)ぐらいでホールアウトすることもよくあります…。
終盤、スコアを数えると崩れる
「おっ、あと2ホールで+2ならベストスコアだね」って言われて、うまく切り抜けてベストスコアを達成するゴルファーは少ない気がします。
ホールアウトしてから「それを言わないでほしかった…」などという話もよくありますよね。
18Hで大たたき!
ダブルボギーでも99で念願の100切りでしたが痛恨の+4。
スコアを数えるとなぜかたたいてしまう、そんな経験ありますよね。
原因はゴルフがメンタル面の影響が大きいからです。
競技ゴルフでは優勝や予選通過がかかり、私も経験しましたが、最終ホールで手が震えているプレイヤーも見たことがあります。
これでは通常のスイング、プレーができないため、思わぬスコアの乱れで悪い結果を招いてしまします。
早く終わりたい、逃れたい、焦り
何とかベストスコアを達成したいと、冷静になれず急ぐというか焦るというか、普通にプレーできないものです。
簡単なアプローチでミスがでたりすると、急に怖くなってきたりして、次の一打は大丈夫なのかと心配になり、こうなると大体失敗します。
なぜ、スコアを意識するとこうなるのか?
多くの初心者ゴルファーは苦しい状況から早く逃れたいと、プレースピードを上げてしまう傾向があります。
- ボールの状況が気になり走り出す
- ホールに近いのに先に打ってしまう
- 残りパット1.5mもあるのに「お先に!」ってやってしまう
ピンチこそ、冷静に状況を分析してベストな一打を打つ事を考えましょう。
起死回生の一打が、いつかは必ずでます。
ゴルフ初心者でも勝負強いゴルファーがいます。
その成功体験をいくつか重ねていき、思い出すことで次のピンチで冷静になることができて、経験が活きてきます。