月: 2020年2月

  • スコアアップのために朝と終盤に注意する

    スコアアップのために朝と終盤に注意する

    「終わりよければ全てよし」といいますが、ゴルフは最初の3Hのメンタル面の準備がとても大切です。

    寝て起きると昨日の自分が別人くらいに体のコンデションが変化しますので、朝は自分がどんなプレーをするのかプロゴルファーでもわかりません。

    また、ゴルフ初心者は終盤の残り3ホールほどになるとスコアを乱す人がいます。

    いつも最後に帳尻が合ってしまうのは何故なのでしょうか?

    対策はないのでしょうか?

    初心者はスタート直後に…

    ゴルフの初心者はスタート3ホールはスコア見ずに調子様子見で!

    一週間前から楽しみしていたラウンドで、練習とツールの準備も完ぺきでイメージも膨らませてコースに到着、スタート準備してティオフしたまでは良いのですが、1番ホールでいきなり+5の大たたき。

    1番のスコアが気になり、引きずってしまい結局スコアアップどころか今季ワースト、失意のまま疲れとともに帰路へ。

    なんて経験ありませんか?

    初心者ゴルファーには「いつも1番Hで大たたきするぅー」「スタートホールが苦手」という方も多く、プロゴルファーや上級者でもスタートホールでスコアを乱すことがあります。

    ティオフまでに体を温めよう

    スコアアップのために朝と終盤に注意する

    ゴルフのスタートは朝早いので、寝起きの体は睡眠モードで血流が悪く、良いパフォーマンスが期待できません。

    上級者ほど、ストレッチなどで筋肉の温度を上げて、スイングに必要な関節の可動域を広げてスムーズなスタートにつなげています。

    朝風呂でも良いので筋肉と関節を冷やさずに、温度を上げる努力をしましょう。

    それでも月一や初心者ゴルファーは「当たるのか」「迷惑かけるので走らないと」「球は足りるのか」不安なことが多くて慌ててしまい、ついつい1番Hでやってしまいます…。

    スタート3ホールはスコア見ずに調子様子見で!

    それでも結局「やってしまったぁー…」

    でも、慌てないで考え方を切り替えましょう。

    最初の3ホールは様子見が必要で、何が起きても冷静に受け止める心構えが必要です。

    初心者はプレーで何がおきるかわかりません。

    体もほぐれてきて、ホントに4番あたりで今日の調子もわかり、対策できる感じがしますよ。

    実は私もスロースターターで出だしから+2、+2、+3という悲惨なスタートもありますが、何とか78(+6)ぐらいでホールアウトすることもよくあります…。

    終盤、スコアを数えると崩れる

    「おっ、あと2ホールで+2ならベストスコアだね」って言われて、うまく切り抜けてベストスコアを達成するゴルファーは少ない気がします。

    ホールアウトしてから「それを言わないでほしかった…」などという話もよくありますよね。

    18Hで大たたき!

    ダブルボギーでも99で念願の100切りでしたが痛恨の+4。

    スコアを数えるとなぜかたたいてしまう、そんな経験ありますよね。

    原因はゴルフがメンタル面の影響が大きいからです。

    競技ゴルフでは優勝や予選通過がかかり、私も経験しましたが、最終ホールで手が震えているプレイヤーも見たことがあります。

    これでは通常のスイング、プレーができないため、思わぬスコアの乱れで悪い結果を招いてしまします。

    早く終わりたい、逃れたい、焦り

    初心者ゴルフの早く終わりたい、逃れたい、焦りに注意

    何とかベストスコアを達成したいと、冷静になれず急ぐというか焦るというか、普通にプレーできないものです。

    簡単なアプローチでミスがでたりすると、急に怖くなってきたりして、次の一打は大丈夫なのかと心配になり、こうなると大体失敗します。

    なぜ、スコアを意識するとこうなるのか?

    多くの初心者ゴルファーは苦しい状況から早く逃れたいと、プレースピードを上げてしまう傾向があります。

    • ボールの状況が気になり走り出す
    • ホールに近いのに先に打ってしまう
    • 残りパット1.5mもあるのに「お先に!」ってやってしまう

    ピンチこそ、冷静に状況を分析してベストな一打を打つ事を考えましょう。

    起死回生の一打が、いつかは必ずでます。

    ゴルフ初心者でも勝負強いゴルファーがいます。

    その成功体験をいくつか重ねていき、思い出すことで次のピンチで冷静になることができて、経験が活きてきます。

    ⇒OB無しのダブルパーはダボにできたはず…

  • ゴルフ練習場に行くのにスコアが悪い初心者

    ゴルフ練習場に行くのにスコアが悪い初心者

    初心者ゴルファーがよく言うのが、なんで練習場に行っているのに…、練習しないほうがスコアがよかった…など、ホントによく聞きますよね。

    練習方法が間違っているのでしょうか?

    初心者が練習する前に覚えておいてほしいこと

    打球数とゴルフ上達は比例しない

    打球数とゴルフ上達は比例しない

    ゴルフ練習場の「打ち放題」「100球無料」など、お得なのでやりますよね。

    ストレス発散、気晴らしに軽い運動と思って、打ちっぱなしで汗を流すことは気持ちがよくて私も賛成です。

    ただ、球数を多く打つことは決して悪い練習方法ではないのですが、初心者がゴルフ上達への効率的な方法ではないと思います。

    確かに初めて挑戦するゴルフ初心者は、一定の球数を打つ必要性はあります。

    一日300球とかでしょうか?

    勘違いして欲しくないのが、打った球数とスコア上達が比例していると思わないことです。

    ゴルフ練習場は好条件であることを理解する

    ゴルフ練習場は好条件であることを理解する。

    ゴルフ練習場のように、平坦でボールライが良く、強風日差しもなく、虫もいないし、急かされたりしないで快適にストロークできる環境は、実際のコースではほとんどあり得ません。

    ゴルフラウンド中は、手前はバンカーで、グリーン右はOBだとか、奥に行くと寄らないなとか、風を読んだり雨が降ってきたり、同伴競技者のボールを探したりと、やることがいっぱいです。

    ゴルフ練習場は、とても特別な好条件で打っていることを意識してください。

    一打ずつ打つ条件を変える

    ゴルフ初心者が、ただ打球数をこなして終わる練習は、単なる軽い運動をしただけで上達やスコアアップにつながりません。

    ラウンド中に練習効果を発揮するには、コースと同じく1打ずつクラブチェンジすることや、本番と同じように一度素振りしたり、狙うターゲットを変えることが必要です。

    トラブル脱出の練習も

    今打ったボールがトラブルになったようなミスショットでしたら、レイアップするリカバリーショットも練習場で打ってみましょう。

    アゲンスト(向かい風)を想定した低い弾道、フォロー(追い風)の時の高い弾道を打つために、アドレスで球位置を変えて打つ練習をしてください。

    初心者のゴルファーは、打ちっぱなしでそんな練習法をしていないと思います。

    ラウンドで良いショットをしなくはなりませんので、練習場でイメージ作りすることを意識して下さい。

    7Iで100ヤードを

    7Ⅰの飛距離が150ヤードというゴルファーは、その7Iで100ヤードちょうどに止めるように打ってみてください。

    これはとても有効な練習で、緩みがあるとしっかり狙ったターゲットに打てません。

    70%のショットが正確にできるようになると、ラウンドで強い武器になります。

    フルショットだけでなく是非とも練習しましょう!

    ドライバーの飛距離を争う競技ではない

    ドライバーの飛距離を争う競技ではない

    300ヤード飛ばしている人もゴルフ練習場にいますよね。

    あこがれて見ている程度は良いのですが、スコアにデメリットもあるのです。

    大きな飛距離はハイリスク

    私も学生時代から平均280ヤードと飛ばし屋の部類にいましたが、ロングヒッターで得をしたという実感はありません。

    大きな飛距離はセカンドショットのクラブをウエッジにしたり、パー5のロングホールで2オンしたり、時には短いミドルホール(パー4)で1オンしてイーグルチャンスも生まれます。

    良いところだけ見ると羨ましいですが、大きな飛距離はリスクが増大し、コースを狭くもします。

    ほんの少しのミスでOBに到達したり、普通は入らないバンカーや林に入ったりして、セカンドショットを難しくします。

    グリーン上でチャンスを作るには、ドライバーの大きな飛距離は不要で、ゴルフスコアアップを目指すならば別のクラブを練習をする方が効率よく上達します。

    きれいなスイングの競技でない

    当たり前ですがゴルフはスコアが少ないプレイヤーが勝ちます。

    「肩が少し…、腰の位置がこう…」ゴルフ練習場ではいろいろな意見やアドバイスが飛び交いますが、スイングの綺麗さを競う採点競技ではありませんので、打ったボールが止まった位置が良ければそれで良いのです。

    100切りのためなら変則打ちでも…

    私もこれまで競技で多くのプロゴルファーやトップアマとラウンドしましたが、皆、あまりきれいなスイングとは思えません。

    ちょっと独特で、中には変則な感じで「よくボールがまがらないなぁ…」と思うこともありました。(他人のことを言えませんが…)

    むしろ、一般的なシングルのアマチュアゴルファーの方が基本に忠実で、きれいなスイングをしている人を見かけます。

    スコア100切を目指す初心者なら、スイングにこだわるよりも、しっかりボールに当たるように練習するのが先です。

    まとめ、同じ弾道にする練習を

    スコアアップのためのスイング作りは何を目標にすべきでしょうか?

    では、スコアアップのためのスイング作りは何を目標にすべきでしょうか?

    「飛ばしたい」「曲がらないように」は間違いで、毎打、同じ弾道を打てれば必ずゴルフが上達します。

    スライスでもフックでも、高くても低くても良いです。

    ゴルフ初心者はまず当たるようになれば次は、右、左、右、などと毎回左右に散らすのだけは避けていただき、難しいですが、どちらかにまとめる練習をしましょう。

    いつもスライスなのに、たまにフックが出るのは仕方ないことですが、そんな方はいいスライスが打てるように腕を磨きましょう。

    コースでは結果が全てで確率を重視しなくてはならず、次打の未来を予想するときに「左右どっちに行くかわかりません…」では、OBや池などのハザードに突入する可能性が高まります。

    いくら強くて良い弾道でも、どこに行くかわからないのではスコアアップは望めません。

    ⇒練習してるけど?ゴルフのセンスがないかも?