月: 2020年8月

  • 練習場でなんとなく打ってる初心者ゴルファーが多い

    練習場でなんとなく打ってる初心者ゴルファーが多い

    ただ何となく打ちっぱなしで打ってませんか?

    運動としての気晴らしなら良いですが、スコアを縮めるために効果的な練習方法を実践しているゴルフ初心者は少ないように見えます。

    機械的に球数をこなしても人間は機械ではないので完全にプログラミングできるわけではありません。

    勘違いの練習法

    初心者が勘違いしてる練習効果へ期待することをまとめました。

    初心者が勘違いしてる練習効果へ期待することをまとめました。

    スイングを固める…

    生身の人間が同じ動きを覚えるために、一定期間の経験(練習)で無意識に動作できることは有り得ます。

    スイングのクセをなおしたり、良いスイングのクセ付けをするという程度なら可能ですが、良いショットのイメージで球数を打ちスイングを固めるというのは限界があります。

    目標を定めてない

    打ちっぱなし練習場でターゲットを狙わずに、もくもくと打っているゴルファーがいます。

    スコアをよくするためには狙ったところにボールを運ばなければなりません。

    まさに「打ちっぱなし」の意味を間違って解釈しているようですね。

    一週間も休めば元通り…

    プロや研修生のように毎日練習できる方はスイングのクセ付けに効果が現れるでしょう。

    毎日練習できない普通のアマチュアゴルファーはスイング改造はほぼ無理で、練習場でできることは微調整に過ぎないということを意識しておきましょう。

    良い弾道が連発してても、次週にはスランプに陥っていることが多くあり、調子が良い時は残念ですがたまたまです。

    アドレスをやり直さない…

    ゴルフスイングの一連の動作は、アドレスのとり方から始まります。

    たまに練習場で見かける「アドレスしたまま何球も打つ」練習法は、コースでスコアをよくするために有効ではありません。

    ゴルフストロークは「クラブを振り上げて下す」だけでなく、ターゲットに照準を合わせ強弱を考えて正しくアドレスをセットアップして打つまでのことです。

    練習場でも一球ずつセットアップすることが必要なのです。

    コースで練習成果を発揮しよう

    コースで練習成果を発揮しよう

    アマチュアゴルファーは一日に1000球打ったり、毎日ゴルフ練習できません。

    限られた予算と時間の中でスコアを良くしたいなら、実践のラウンドですぐに使えることを練習するのです。

    一打ずつ少し目標を変える

    練習場の斜め打ちは危険なので禁止ですが、5~10ヤード左右に目標を変えるくらいはできます。

    少しでも目標が変わるとアドレスのセットアップが重要になり、正しく構えるための練習になります。

    スタンスまではOKですが、肩のラインが正しくなくてフック、スライスがでたりします。

    レイアップを想定して打つ

    100を切れない初心者は1ラウンドで必ず林に打ち込みます。

    そして、1打で脱出できないことがよくあります。

    それが大たたきの原因となりスコアを乱していく原因となるのです。

    1ホールで大たたきしないように大切なのはレイアップショットで、これを練習しない初心者が多すぎます。

    サンドウエッジでトップする練習

    サンドウエッジでトップする練習

    セカンドショットあたりにあるクロスバンカーは、アゴが低めなのでどんなクラブでもダフらなければ脱出できます。

    右打ちの場合、トップ(球に直接あたる)すれば右目かスライス気味に飛球するものです。

    つまり、意識的にトップを打てるようにする練習はとても効果があります。

    最初はチョロでいいので、とにかく球にクリーンに当てる練習をしてください。

    難しいのはサンドウエッジでトップ気味に打つことですが、これに挑戦しましょう。

    右側OBを想定して打つ

    トップして打つこととは反対に「右側がOB」の時に絶対にOBしない練習もしましょう。

    前記のとおりトップはスライスしますので、ダフリ気味に打つ練習です。

    クラブフェースの上部にヒットするとスライスがでにくくなります。

    高い弾道を打つイメージをすると右側OBに行かなくなります。

    中級者へのステップアップ練習

    100を切れる、切ったことがあるゴルファーはさらにこんな練習もあります。

    100を切れる、切ったことがあるゴルファーはさらにこんな練習もあります。

    フェースの内や外側、上下で打つ

    クラブフェースの芯で打つのは基本ですが、練習場では当たるフェース位置でどんな弾道になるかを見ておくとラウンドで参考になります。

    外側(トゥ)で打つとフックがかかりやすいですし、内側(ヒール)で打つとスライスがかかりやすくなります。

    ティーアップして打つとわかりやすいですが、フェース下部でトップ気味だとスライスしやすく、上部で打ちテンプラ気味だとフック系になりやすいです。

    7Ⅰで50ヤード100ヤード150ヤードを打ち分けよう

    コースでは練習場とは違い、様々な状況で打つことが求められます。

    木の枝の下を通さなければならなかったり、強風の影響を受けないように低弾道を求められるのです。

    一つのクラブで3種類の飛距離を体感しておく練習がラウンドで効果を発揮します。

    7Iくらいが良いですが、50~150ヤードを打ち分けて、可能ならば同じ距離を低弾道と高弾道で打てるようになればレベルアップです。

    まとめ、打ちっぱなしでスコアメイクに効果的な練習を

    打ちっぱなしでスコアメイクに効果的な練習を

    紹介した練習法はどれもラウンドで効果が出るものばかりです。

    ゴルフは「いい弾道を打つ競技」ではありません。

    打ちっぱなしではスコアを良くするために、実戦を想定した効果的な練習が求められます。

    コースで次の一打を打つ前に「あの時練習場で打ったな…」というのがあれば、全く違う結果になったりするのです。

    そんな練習をしている初心者ゴルファーが少ない気がするので紹介しました。