月: 2020年9月

  • 初心者はアドレスで右を向きがち!

    初心者はアドレスで右を向きがち!

    「スライスに悩んでて…」初心者ゴルファーによく聞くセリフです。

    ほとんどの人はスライスの曲がりに悩んでいるのではなく、最初から右を向いて右に打ち込んでいており、なぜか悩むのです。

    この解決方法は簡単で、正しいアドレスをとれるかどうかです。

    右向いて右に打ち、悩む!

    左サイドのOB越えを狙いたいのに、気持ちは安全ゾーンに向いてるので、ついついアドレスが右向きに。

    「どうもプッシュアウトが多い」と言って、悩んでいるゴルファーのほとんどが右を向いてます

    ホントにプッシュアウト?

    「どうもプッシュアウトが多い」と言って、悩んでいるゴルファーのほとんどが、アドレスのセットアップで右を向いてます。

    弾道は悪くないのにターゲットに向かわないので、当然ですが結果が出ません。

    フェアウェイやグリーンの右サイドにはだいたいバンカーや池などを配置するので、スコアにならないのです。

    そんな感じで悩んでいるゴルファーは、練習場で見てると1人や2人は必ず見かけます。

    スイングを気にしてアドレスの確認をしていない

    初心者ゴルファーは、スマホなどで撮影した自分のスイング動画を観てクセをなおそうと必死です。

    でも、打つ前のアドレスの確認はしていますか?

    ほとんど初心者ゴルファーは、トップの位置やインパクトの瞬間に目を凝らしています。

    アドレスの方向、肩や骨盤のライン、ボールの位置を確認していないのです。

    良い弾道で右に行くのは…

    「アタリは良いんだけど…」という右打ちお悩みゴルファーは、アドレスで右を向いていることがほぼ確定です。

    スライスというミスは芯をとらえていなかったり、カット打ちやフェースが開いていることが原因です。

    弾道は力感無い高弾道で、飛距離が落ちます。

    つまり、ターゲットより右側に強い弾道がでるということは最初から右を向いているのです。

    右向いて左?

    ターゲットより右に良い弾道が飛ぶのは、プッシュアウトです。

    感覚はアテになることもあり、違和感から意識的にコネて「引っ掛けフック」になることもあります。

    アドレスを確認しないでこれを気にしていていると、間違ったスイング改造に着手してしまいます。

    アドレススタンスが右方向を向いて、スイングで左方向に打球を打つと結果的に「クローズスタンス」になります。

    フックしかでない

    アドレススタンスが右方向を向いて、スイングで手首をコネたりして左方向に打球を打つと、結果的に「クローズスタンス」になります。

    意識していなくても、フックを打つための基本スイングになってしまいます。

    これで、プッシュアウトかフックしか打てなくなり、初心者ゴルファーは悩み迷宮入りしてしまうのです。

    スタンスをなおさないと解決しない

    クローズスタンスでも、たまたま良い弾道がでてターゲットに向かうことがありますが、好調は長続きしないでしょう。

    トップでしっかり捻転できているうちは大丈夫ですが、クローズスタンスの難しさはトップ位置決めの難しさがあります。

    右わきがフライングエルボーになりやすく、左肩のアゴ下の入り具合がわからなくなるのです。

    (捻転が必要なので、トップではアゴ下に左肩が入らなければならない)

    また、スタンス方向とボール位置は密接に関係してますので、スタンスを直さないと正しいインパクトにならないのです。

    パッティングまで右向きに

    ミスからの3パットを防ごう

    知っててクローズスタンスならいいですが、スタンスを治さないとアプローチやパッティングまで右を向いたままになります。

    パットで「フックラインは得意だけど、スライスラインは苦手…」という方は要注意です。

    フックラインは右に打ちだしてもカップインする可能性が残りますが、スライスラインは右に打った段階でカップインすることはないからです。

    ボールの位置が右足寄りになる人は要注意

    スタンスが右を向いてなくても、骨盤や肩のラインが右側を向いてませんか?

    そういうゴルファーは、クローズスタンスと同じインサイドアウトのスイングプレーンなので、打ちにくくてだんだんとボールが右足寄りになります。

    左足の前に球を置いても、しっかり打てるかチェックしてください。

    眼の錯覚

    ゴルファーは、ターゲットと球を結んだ線を斜め上から見ているのです。

    スイングの時に眼の位置が斜め上から見ていることになるので、その日によって感覚が違うことになります。

    スタート前に練習場に行く目的は、準備運動とこの「眼の錯覚直し」です。

    これでは左に行きそう、でちょうどいい

    プッシュアウトで悩む人に正しいアドレスを教えると「かなり左を向てる気がする」といいます。

    スコア100前後の初心者ゴルファーのショット不調の原因は、ほぼアドレスにあります。

    プッシュアウトで悩む人に正しいアドレスを教えると「かなり左を向てる気がする」と言います。

    右向きに慣れちゃった人は、そんな感じなのです。

    誰でもいいからアドレス確認をしてもらう

    アドレス確認をしてもらおう。

    アドレスでスタンスや肩のラインを見てもらうには、ゴルフをしない人でもOKです。

    撮影してもらうのも良いでしょう。

    スイングではなくてアドレスとボールの位置を撮影してもらうので、動画でなくても静止画で十分です。

    私の経験では左向き過ぎという人より、圧倒的に右向き過ぎゴルファーが多いと思います。

    自分の感覚、意識と、全然違うアドレスかもしれませんよ。

    ⇒練習してるけど、ゴルフのセンスがないかも?