月: 2020年3月

  • スコアに致命傷!グリーン周りのミス

    スコアに致命傷!グリーン周りのミス

    グリーン周りのミスはスコアに直結します。

    ザックリ…トップ…!ミスの内容によっては、それまでの好プレーを台無しにして、スコアメイクの良い流れを自ら変えてしまい、ホールアウトまで引きずることもあります。

    好調のスコアで「もうすぐ、ホールアウト」と思っていると、思わぬ大たたきに…

    安心しないで、次の一打の状況を良く考慮してからアプローチ、パットしたいものです。

    ミスするとさらに難しい状況に

    グリーン周りは、傾斜、バンカー、刈り込まれたカラーや池など、コース設計によりたくさんの仕掛けがあります。

    アプローチで大ダフリし、手前のアゴ高いバンカーへ入ったり、トップして砲台グリーン周りの崖下へ打ち込んだりすることがあります。

    そうなると次の一打は、上級者でも難しいアプローチを、初心者が打たなければなりません。

    当たり前ですが、かなりの高確率で寄りません。

    初心者のたった一打のアプローチミスが、+2や+3になるのです。

    そして、そのミスがその後のプレーに悪い流れを引き込むことになります。

    スコアが悪化…グリーンオーバー

    大変なことになるグリーンオーバー

    ゴルフが上手いプレーやほど、グリーン奥に打ち込まずセカンドショットは手前目に打つことが多いです。

    ほとんどのグリーンは受けグリーンといって、手前から少しだけのぼり傾斜になってます。

    奥からの下りのパットやアプローチより、のぼりパットの方がカップインしやすいので、トッププロがグリーン奥に打ち込むことはあまりありません。

    上級者やプロゴルファーでも難しくて避けたい位置に、初心者ゴルファーは打ち込み、大たたきになるのです。

    ミスからの3パット

    ミスからの3パットを防ごう

    せっかく無難にグリーン周りまで来たのに、アプローチでミスしてしまい4オン5オンになって意気消沈してしまい、そこから3パットという経験はありませんか?

    後味が悪い3パットでホールアウトして、次ホールのティショットを4番打者で待つことになります。

    待っているその間に、初心者ゴルファーは前ホールを思い返して後悔し悔やんでいるでしょう。

    打つ順番がまわってきて気持ちの切り替えができていないため、いつもスイングができずにOB…。これでこの日は終わってしまいます。

    ミスしたホールの3パットは、必ず避けなければなりません。

    ファーストパットに集中

    ミスした時に3パットを防止するには、ファーストパットが最も重要で、距離感(タッチ)に集中しましょう。

    ラインのヨミが違っていたり、多少方向をミスしても、タッチが合っていれば残り2mまで寄ります。

    この2mが上りラインのパットになれば、カップインする確率が大きく高まります。

    2パット目が入りやすい位置に寄せるファーストパットのタッチに集中しましょう。

    クラブ選択時に運命が決まる!

    グリーン周りではクラブ選択時に運命が決まる!

    PGA中継などを見て、プロゴルファーがサンドウエッジでスピンをかけてボールを止めて寄せているを観て、マネしたいですよね…。

    100を切れない初心者ゴルファーは、アプローチで躊躇なくサンドウエッジを選びます。

    …結果は、だいたいは寄りません。

    ラフなどの状況によりますが、クラブはロフトがあるほど難易度が高く、パターが一番簡単です。

    なのに、初心者ゴルファーは何の疑問も抱かずにPGA中継のイメージです。

    SWでアドレスしてますが、打つ前の時点でミスが発生しているのです。

    バンカー越えや深いラフ等なら話は別ですが、

    • まずはパターで打てるか?
    • では7Iで転がせるか?
    • 9Iならどうか?
    • PWでは?
    • 最終手段でSWで!

    というのが初心者ゴルファーのクラブ選択の基本です。

    そんな初心者をよく見かけるので、スコアアップに悩んでいる方にこの事をアドバイスすると、これだけで5打くらいは改善されます。

    まとめ ミスは防げなくてもスコア致命傷を避ける

    グリーン周りの状況を観察して、クラブ選択をする時に全力をかける事が大事です。

    • 次打の最悪の結果は何が予想される?
    • どんなミスをしてもグリーンオンしたい!
    • 今日の調子でSWショットは大丈夫なのか?

    クラブを選ぶ時はパターが最優先で、ボールをフワッと上げるよりも、転がすことの方が簡単で、大きなミスになりにくいです。

    サンドウエッジやロブウエッジなどのロフトが大きいクラブは、最も難しいクラブなので初心者は、バンカー以外で使わないことに決めてラウンドしてもいでしょう。

    ミス+3パットは何としても回避

    ミスした時こそ更なるミスを防ぐことを最優先して考えなくてはなりません。

    林からレイアップし脱出しようという一打で大ダフリしたり、木に当ててさらに状況が悪化したりしないように、クラブ選択や脱出ルートの選定をしなくてはなりません。

    グリーン上がミスホールの締めとなるので、ここでの3パットは心理的にかなり重くのしかかります。

    ミス挽回したいと何とか入れにいって強くパッティングしてしまい、ホールを2mオーバー。

    かえしの下りの2mは入らないでしょう。

    次ホールにも悪影響があるので、反省すべきミスしたホールは、必ず3パットを避けてください。

    ⇒ゴルフ練習場に行くのにスコアが悪い初心者

  • 初心者が池ポチャでもスコアを崩さない方法

    初心者が池ポチャでもスコアを崩さない方法

    振り返って大たたきのホールを分析したら、池ポチャが絡んでいることはありませんか?

    スコアに直結するのは、アプローチの”行ったり来たり”や”3パット4パット”です。

    ウォーターハザードはただの+1(打った1もある)なので、100を切るのが目標のプレイヤーには、それほど影響がないはずです。

    なのに、池ポチャしてしまう原因は何なのでしょうか?

    異常なまでに池に反応する

    異常なまでに池に反応する初心者ゴルファー
    こんなホールはイヤ…

    池に入れる事を恐れている人は、どんなことを怖がっているのでしょうか?

    • 打ち直しでも池ポチャでスパイラルに陥りそう
    • ボールが残り少ない
    • 見られると恥ずかしいミス

    ホールを横断しているクリーク(川)越えや池越えは、トップやチョロで転がってしまうと、何度も打ち直ししなければなりません。

    それにしても初心者でない限り、いつも行く練習場で連続して2回も3回もチョロするでしょうか?

    練習と同じスイングではない

    初心者の池ポチャ原因は練習と同じスイングではないこと

    連続して池に打ち込むのは、練習場で打っている時と違い、通常の精神状態でスイングできていないのがあきらかです。

    スイングが異常に早かったり、ヘッドアップしたり、アドレス向きが違ったり…と平常心ではないのです。

    練習場でのスイングをするためにはどうするかを考えましょう。

    スイングでなく精神状態の問題

    池が怖いので結果が気になり、ヘッドアップ、タイミングが早い、アドレスがいつもと違うなど、初心者により様々な原因があります。

    ボールが足りないのが不安なら、キャディバッグが少し重いですが20個ぐらい持っていけばOKで、私もいまだに1Rで7~8個なくすことがあります…。

    「池ポチャは恥ずかしくて、迷惑をかける」と勘違いする人がいますが、OB付近で球を探したり、OBのように打ち直しに戻ったり(ローカルルール除く)しなくてよく、進行が遅れたりしないので、見ている同伴競技者は意外と気楽です。

    池ポチャを避けてOB

    池ポチャはウォーターハザードで、原則的に+1打で池に入った地点まですすめます。

    なのに、右側がOB、左側は池という状況で、池を避けて右側のOBに打ち込む人がいますが、OBだと+2で元の位置から打ち直しで、池なら同じ+2ですが入った地点まですすめます。

    OBの方がスコアに良いということはあり得ないのですが、たまにそんな人を見かけます。

    もっと最悪なのが、OBの後の打ち直しで池ポチャ、もう大変ですね…。

    助かった!と思ったら結局池ポチャする人へ

    初心者が池ポチャでもスコアを崩さない方法

    思いがけずボールが池に向かってしまい「危なかったー」と走って行って、ボールの無事を確認し安堵するプレイヤー。

    次打で結局池へ…。

    見たことがあると思います。

    • 「次、入りそう」疑心暗鬼になっている
    • ミスした一打が気になっている
    • 周りの目が気になっている

    助かったからなのか、焦って精神状態が普通でなかったのか、無事で意気込んで力んでしまったのかわかりませんが、次打が通常のストロークでなかったことは確かです。

    初心者の”結局…”を防ぐ方法

    初心者ゴルファーのメンタル面でのミスを防止する方法は、ボールが無事だった時の受け止め方によって異なります。

    • 池ではなくラッキーだったから次が入ってもいいや…
    • このチャンスを活かしてボギーであがろう!
    • 今日は幸運なのでもう池には入らないだろう。

    考え方で受け止めたプレイヤーの精神状態が変化します。

    これこそが”結局池ポチャ”を防ぐ方法なのです。

    初心者がスコアを数えるときは池ポチャ無視

    初心者がスコアを数えるときは池ポチャ無視

    池に入れて動揺していてスコアを数えることが困難になっていて、プレーに全然集中できない人がいます。

    ウォーターハザードの計算は簡単で、池に入れた回数だけ覚えておいて、通常のスコアカウントをしてホールアウト後に池ポチャ回数を加算すればいいだけです。

    例)打った回数(池へのショットも含)+池に入った回数

    ただでさえ、池ポチャで動揺しているのにスコアカウントに熱心になりすぎて、さらなるトラブルに見舞われることがあります。

    ホールアウトまでスコアは忘れてプレーに集中しましょう。

    池ポチャをホールアウトまで忘れてしまうくらいプレーに集中し、トラブルホールの傷を最小限にとどめることがスコアアップの秘訣です。

    ⇒OB無しのダブルパーはダボにできたはず…

  • バンカーから出なくてスコアが終わる初心者へ

    バンカーから出なくてスコアが終わる初心者へ

    スコアアップに欠かせないのが、バンカーショットです。

    何度打っても出なくてゴルフをやめてしまう初心者や、同伴競技者の同情のような急かされるような視線によって、何とも言えない空気がラウンドを楽しくなくします。

    アゴが深いバンカーや目玉になると大ピンチでソワソワする初心者は、それまで好スコアでも1ホールで台無しにした経験があるゴルファーもいるでしょう。

    100切りを目指す初心者でも、バンカー処理を克服すると一気にスコア上達が期待できます。

    • バンカーを恐れたり気にしなくなる。
    • ピンチを脱して流れを変える。
    • 深いラフよりバンカーの方が楽になる。

    バンカーを克服すると上記のような効果があり、さらにゴルフが好きになるでしょう。

    バンカーは誰でも簡単に脱出できます。

    絶対目標、一打で出す。

    絶対目標、一打で出す。

    ゴルフスコアは結果が全てなので、バンカー内のボールがどんな状況でも最低限の目標として”一打で出す”ことが求められます。

    いくら良いバンカーショットでも、次打が同一バンカー内なら失敗です。

    「出たけど別のバンカーにイン…」なら合格です。

    なぜなら出た結果、たまたま別のバンカーがあったわけで、同一バンカーから抜け出せない事とは内容が大違いで、次打の脱出確率がかなり高いでしょう。

    初心者の最低限の目標として一打でバンカー脱出なのです。

    何打もたたく初心者は一打目がおしい!

    バンカーから出なくて10打?それ以上かも…。なんてことを聞いたことありませんか?

    100を切れる初心者でもバンカー内10打は有り得ます。

    この大たたきの特徴は1打目が一番おしいショットが多いです。

    2打目、3打目はなぜかトップする初心者が多く、2打目でダフれるゴルファーはすぐに脱出できます。

    10打以上たたく初心者はボールの横をたたくトップが多く、脱出できたとしてもトップミスではガードバンカーからピンに寄りません。

    ロブショットの練習をする

    ロブショットの練習をする

    高低差が少ないバンカーもありますが、大体のバンカーは深さ数十cmあり、中には1m以上やアゴがあったりします。

    ゴルフ初心者には難しいショットですが、チップショットというボールを浮かせる技術がないといけないのです。

    バンカー練習場がなくても、ラウンド前に球を浮かせる練習ができれば、バンカーショットイメージをつかむことができます。

    少しダフリ気味でもアゴのあるバンカーから脱出できます。

    ウエッジを開いて打つロブショットができれば、どんなバンカーでも1打で脱出できるので、安心のために練習しておく必要があります。

    転がすことや後ろに打つことも検討する

    高低差がない時や雨後で砂が締まったバンカーは、グリーン上と同じように考える事ができます。

    ボールをクリーンにヒットするパターやランニングアプローチで転がす作戦が奏功すると思います。

    バンカーショットは必ずしもサンドウエッジでなくも良いのです。

    初心者はまず最初に転がすことができないか検討しましょう。

    アゴに目玉、出たとしてもオーバーしたら池、1m以上の高低差ポットバンカーなど、脱出成功確率が極端に低い時は、考えを切り替えて横や後ろに打つことも検討しましょう。

    初心者のバンカー練習にボールはいらない

    「ゴルフ練習場にバンカー練習コーナーがあればなぁ…」というゴルファーもいると思います。

    なかなかバンカー練習の機会がないという初心者でも上達の方法があります。

    バンカーから出ない原因は前記のとおり、ボールの手前3cmにサンドウエッジヘッドを入れることができないからです。

    ”カツっ”て音のトップでは脱出できない

    トップでは脱出できませんので、必ず球の手前にヘッドを入れる練習が有効で、バンカーショットというのは、かなりダフっても出ます。

    練習場でボールの3cm手前を狙い、必ずダフる練習をしておけば良いのです。

    私の学生時代はグランドに1本の線をひき、跨いでスイングして線に正確にヘッドを入れる練習を延々としてました。

    クロスバンカーはトップしよう

    グリーン周りのガードバンカーで苦戦する人は、グリーンからは遠いクロスバンカーが得意なプレイヤーが多いです。

    アゴが高くないクロスバンカーなら、トップすれば大体出ます。

    不得意な初心者はハーフトップの練習をするだけです。

    難しいなら70%くらいのハーフスイングにしてみてください。

    まとめ

    バンカーが上手なプレイヤーはスコアアップが早い

    バンカーが上手なプレイヤーはスコアアップが早いですし、同伴競技者からスコア以上に好プレイヤーに見えます。

    サンドセーブ(バンカーから寄せワン)すると、ピンチからの無事生還で、次ホールからの流れが良くなりスコアに大きな影響を与えます。

    さらには、セカンドショットで大きなアゴのガードバンカーがぽっかり口を開けていても、バンカーショットに自信があると意外と入らないものです。

    恐れれば恐れるほどバンカーインするものです。

    ゴルフ練習で見落としがちなバンカー練習は、スコアアップ、ゴルフ上達で大切なのでラウンド前に必ず準備しておきましょう。

    ⇒ゴルフ練習場に行くのにスコアが悪い初心者