スコアアップに欠かせないのが、バンカーショットです。
何度打っても出なくてゴルフをやめてしまう初心者や、同伴競技者の同情のような急かされるような視線によって、何とも言えない空気がラウンドを楽しくなくします。
アゴが深いバンカーや目玉になると大ピンチでソワソワする初心者は、それまで好スコアでも1ホールで台無しにした経験があるゴルファーもいるでしょう。
100切りを目指す初心者でも、バンカー処理を克服すると一気にスコア上達が期待できます。
- バンカーを恐れたり気にしなくなる。
- ピンチを脱して流れを変える。
- 深いラフよりバンカーの方が楽になる。
バンカーを克服すると上記のような効果があり、さらにゴルフが好きになるでしょう。
バンカーは誰でも簡単に脱出できます。
絶対目標、一打で出す。

ゴルフスコアは結果が全てなので、バンカー内のボールがどんな状況でも最低限の目標として”一打で出す”ことが求められます。
いくら良いバンカーショットでも、次打が同一バンカー内なら失敗です。
「出たけど別のバンカーにイン…」なら合格です。
なぜなら出た結果、たまたま別のバンカーがあったわけで、同一バンカーから抜け出せない事とは内容が大違いで、次打の脱出確率がかなり高いでしょう。
初心者の最低限の目標として一打でバンカー脱出なのです。
何打もたたく初心者は一打目がおしい!
バンカーから出なくて10打?それ以上かも…。なんてことを聞いたことありませんか?
100を切れる初心者でもバンカー内10打は有り得ます。
この大たたきの特徴は1打目が一番おしいショットが多いです。
2打目、3打目はなぜかトップする初心者が多く、2打目でダフれるゴルファーはすぐに脱出できます。
10打以上たたく初心者はボールの横をたたくトップが多く、脱出できたとしてもトップミスではガードバンカーからピンに寄りません。
ロブショットの練習をする

高低差が少ないバンカーもありますが、大体のバンカーは深さ数十cmあり、中には1m以上やアゴがあったりします。
ゴルフ初心者には難しいショットですが、チップショットというボールを浮かせる技術がないといけないのです。
バンカー練習場がなくても、ラウンド前に球を浮かせる練習ができれば、バンカーショットイメージをつかむことができます。
少しダフリ気味でもアゴのあるバンカーから脱出できます。
ウエッジを開いて打つロブショットができれば、どんなバンカーでも1打で脱出できるので、安心のために練習しておく必要があります。
転がすことや後ろに打つことも検討する
高低差がない時や雨後で砂が締まったバンカーは、グリーン上と同じように考える事ができます。
ボールをクリーンにヒットするパターやランニングアプローチで転がす作戦が奏功すると思います。
バンカーショットは必ずしもサンドウエッジでなくも良いのです。
初心者はまず最初に転がすことができないか検討しましょう。
アゴに目玉、出たとしてもオーバーしたら池、1m以上の高低差ポットバンカーなど、脱出成功確率が極端に低い時は、考えを切り替えて横や後ろに打つことも検討しましょう。
初心者のバンカー練習にボールはいらない
「ゴルフ練習場にバンカー練習コーナーがあればなぁ…」というゴルファーもいると思います。
なかなかバンカー練習の機会がないという初心者でも上達の方法があります。
バンカーから出ない原因は前記のとおり、ボールの手前3cmにサンドウエッジヘッドを入れることができないからです。
”カツっ”て音のトップでは脱出できない
トップでは脱出できませんので、必ず球の手前にヘッドを入れる練習が有効で、バンカーショットというのは、かなりダフっても出ます。
練習場でボールの3cm手前を狙い、必ずダフる練習をしておけば良いのです。
私の学生時代はグランドに1本の線をひき、跨いでスイングして線に正確にヘッドを入れる練習を延々としてました。
クロスバンカーはトップしよう
グリーン周りのガードバンカーで苦戦する人は、グリーンからは遠いクロスバンカーが得意なプレイヤーが多いです。
アゴが高くないクロスバンカーなら、トップすれば大体出ます。
不得意な初心者はハーフトップの練習をするだけです。
難しいなら70%くらいのハーフスイングにしてみてください。
まとめ

バンカーが上手なプレイヤーはスコアアップが早いですし、同伴競技者からスコア以上に好プレイヤーに見えます。
サンドセーブ(バンカーから寄せワン)すると、ピンチからの無事生還で、次ホールからの流れが良くなりスコアに大きな影響を与えます。
さらには、セカンドショットで大きなアゴのガードバンカーがぽっかり口を開けていても、バンカーショットに自信があると意外と入らないものです。
恐れれば恐れるほどバンカーインするものです。
ゴルフ練習で見落としがちなバンカー練習は、スコアアップ、ゴルフ上達で大切なのでラウンド前に必ず準備しておきましょう。
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