月: 2020年4月

  • 100を切るにはアプローチ練習が最重要

    100を切るにはアプローチ練習が最重要

    「どうしたら100を切れますか?」という質問をよくうけます。

    だれでもよく言うのが「アプローチとパットだね…」ってやつです。

    スコア100を切るには、大きな飛距離も正確なアイアンショットも不要で、ショートゲームがポイントです。

    ゴルフ初心者が上達しようと練習する上で、最も勘違いしやすいのがアプローチです。

    とにかく転がす

    ミスをしてもグリーンオンすることを最優先して考えることが大切です。

    フワリと上げた柔らかいアプローチをイメージするのは良いのですが、初心者には成功率が低すぎすのでやめましょう。

    たぶん、成功率10%は切ります。

    100を切りたければカッコにこだわらず、ミスしてもグリーンオンできる方法を選択します。

    ピンまで40ヤード以内なら、最初にパターでグリーンオンできるか想像しましょう。

    難しければ7Ⅰ、ダメなら8Ⅰ→9Ⅰ→PW、それでもダメな時にはサンドウエッジという順番にクラブ選択を考えます。

    大変失礼ですがグリーン周りでは初心者はほぼミスしますので、とにかくミスをしてもグリーンオンすることを最優先して考えることが大切です。

    プロはなぜSWを使うのか?

    プロはなぜSWを使うのか?

    ではなぜ、テレビ中継のプロはSWでアプローチするのでしょうか?

    理由はカンタンで、プロゴルファーやトップアマが初心者とは目指すスコアが違い、時にはアプローチでもカップインを狙います。

    さらに競技やトーナメントのコースセッティングは高速グリーンでラフも深く、転がすランニングアプローチが可能な条件がとても少なくなります。

    99が目標の初心者のアプローチは、ボギーで十分なので、カップインが目標ではなくグリーンオンなのです。

    だから、同じアプローチショットでもコースの状況や目的が異なり、使用するクラブ選択も異なるのです。

    アプローチの基本はロングパット

    アプローチの基本はカラーからのロングパットをイメージしてください。

    「ピッチ&ランがアプローチの基本」と言われるのは汎用性が高いからで、初心者のアプローチの基本はカラーからのロングパットをイメージしてください。

    100切りを目指す初心者がピッチ&ランアプローチを練習するのは、90を切る頃に練習するとして、もう少し先でもよいでしょう。

    20mほどのロングパットの距離感を身につけるように意識して練習しましょう。

    グリーン上のロングパット練習はなかなかできないので、ラウンド前や後にコースで練習するのがおすすめです。

    打ち出す方向も大切ですが、距離感をつかむことに集中してください。

    7Iでランニングアプローチをする時にロングパットの距離感練習がイキてきます。

    パット数に直結するアプローチの結果

    アプローチが寄らないと3パットの可能性が高まりスコアが伸びません。

    ミスした後にオンしただけ、その後3パットすれば残り30ヤードから5打かかり、これでは100を切ることができないでしょう。

    30ヤードから5打かかり、これでは100を切ることができないでしょう。
    よくあるパターン

    ピンから5m以内に寄れば上出来で、楽な気持ちでアプローチショットできるようにします。

    5mから3パットしないように気を付けてのりきれば、そのうち必ずチャンスが訪れます。

    スコアカードにパット数を記入しておくと、アプローチショットの精度も見えてくるので記入するようにしましょう。

    サンドウェッジはプロゴルファーも難しい

    ランニングアプローチは経験

    タイガーウッズなど世界のトッププロが、ウッドやミドルアイアンでアプローチすることもあります。

    サンドウエッジのロブショットやバックスピンはアマチュアの憧れですが、リスクが高いショットではあります。

    しっかり正しくヘッドが入らないと、ダフりやトップでプロでもグリーンオンしなかったりします。

    グリーン周りの凸凹やアンジュレーションがあったりすれば、ピッチ&ランやSWでボールを上げますが、条件がそろえばトッププロでもランニングアプローチを選択したいのです。

    ランニングアプローチは経験して”知る”のが上達法

    転がして攻めるランニングアプローチを練習するときに、十分な練習量が積めなくて自信がないという初心者がいます。

    転がすのはそれほどスイング理論は不要で、パットと同じで状況に応じて実戦で経験を積むしかないのです。

    自分スタイルのランニングアプローチのカタチを見つける努力をしてください。

    パッティングと同様に基本はあるものの、ある程度自分のカタチが必要です。

    最初は失敗続きでも、少しずつ寄せる感覚を掴むことができます。

    ⇒スコアに致命傷グリーン周りのミス!

  • 初心者も知っておきたいゴルフファッション

    初心者も知っておきたいゴルフファッション

    ゴルフのラウンドに行く準備の時に、

    「スポーツショップやゴルフ専門店でウエアを買って着て行けば良いんでしょ…」

    と思われる初心者ゴルファーも、ゴルフの服装マナーとウエア、ギア選びのコツを掴んでおくと良いでしょう。

    ゴルフの服装マナーを知る

    ゴルフの服装マナーを知る

    ジャケット

    暑い夏やコートを着る冬なら不要なコースも多くなりましたが、名門コースはエチケット員会でドレスコードを設定していて、来場時には必ずジャケット着用というコースもありますのでチェックが必要です。

    今でもジャケット着用が基本マナールールとして残るコースもあるので、気になるときはWEBで確認した方が良いです。

    ウエア

    ↑これでプレーはいけません…

    襟付きシャツはダメとか、シャツの裾をパンツから出したままはダメとか、シャツからアンダーウエアが出てたらダメとか制約が多かったのですが、数年前からは少し変化が出てきたような気がします。

    それでもTシャツやジャージ、ジーンズではマナー違反で、良識の範囲内でゴルフファッションを楽しむようにしてください。

    ウエアメーカーから発売している服装なら問題ないので、ゴルフ専用ウエア着用をおすすめします。

    ゴルフ場来場時にサンダル履きではマナーが良くありません。

    革靴など服装に合った靴で来場することが必要です。

    スニーカーや運動靴は来場時のファッションに合っているかチェックしましょう。

    クラブハウス内に芝や汚れを付けないよう、ハウスに入る前にはプレー前後に限らず靴をきれいにしてから入場しましょう。

    帽子

    熱中症対策や小雨に便利な帽子。

    ゴルフの必需品とも言えますが、キャップタイプやストローハットなど個性を出せて楽しめるアイテムです。

    ゴルフ場のクラブハウス内やレストランでは帽子をとるのがマナーです。

    ファッションの一環で帽子着用のままの方も多いですが、初心者ゴルファーは覚えておきましょう。

    ゴルフはスポーツウエア

    テレビのゴルフ中継を見てると一見普通のパンツにポロシャツという、そのまま出勤できそうな姿に見えます。

    ビジネスマンとして見ると帽子(キャップ)が違和感ありますが…

    ユニフォームがあるわけではないので、普段着でもプレー可能で違和感ないでしょう。

    快適にプレーできる専用ウエアを

    速乾性の素材を使ったウエアは、ゴルフプレー中に意外に汗をかくことを実感させてくれます。

    ところが、ビジネスウエアのポロシャツ、パンツとゴルフウエアは違い、汗をかいたときの着心地が大きく異なります。

    速乾性の素材を使ったウエアは、ゴルフプレー中に意外に汗をかくことを実感させてくれます。

    汗をかいた時にウエアにまとわりつくような素材だとスイングに影響が出ることや、汗ジミが出やすい素材だとカッコ悪いですよね。

    夏は絶対に専用のゴルフウエアをおすすめします。

    また、パンツ裾はバンカー砂や朝露などで汚れることが多く、ゴルフウエアは汚れが落ちやすい素材を使用してます。

    ラウンド中の寒さ対策は万全に

    冬の寒さ対策を忘れるとプレーどころではなくなり、せっかくのラウンドが台無しになります。

    ネックウォーマーは体感温度を上げてくれて、スイングに邪魔になることもないので秋以降は必ずゴルフバッグに入れておきたいものです。

    インナーウエアもゴルフには最適なアイテムで、ラウンド中の体感温度を上げてくれますので上下セットを用意しておきましょう。

    腰や腹部にカイロを貼っておくと体感温度が上がり、冬の寒さ対策には必需品です。

    雨の日はゴルフしないという方でも用意して欲しいのがレインウエアです。

    突然ゲリラ豪雨やにわか雨が降ったり、急に冷え込みや冷風が吹くときに一枚着たい時にもレインウエアは活用できます。

    雨対策も万全にしているゴルファーはマナーよく見えるものです。

    その他のゴルフギア

    ゴルフの眼の紫外線対策としてサングラスは必需品です。

    眼の紫外線対策としてサングラスは必需品です。

    4時間以上も屋外で過ごすことになるので、眼が受ける負担もかなり大きいので用意したいです。

    眼鏡も同様ですが強風時に眼を開けていられるので良いですよね。

    ゴルフ初心者だからと遠慮する必要はありません。

    私はいつも持って行きますが、保温タイプの水筒がおすすめです。

    冬は暖かいコーヒーを入れて、夏は氷水を入れて持って行きますが、4~5時間経っても保温されてて重宝します。

    前の組を待つときなど、ホール間で一息つくときにおススメです。

    まとめ

    ゴルフはスポーツですが服装にマナーがあり、知らないと恥をかくことになります。

    海外なら国により少し事情が違いますが、日本国内は独特のゴルフ文化があり、そのマナーが存在してます。

    ゴルフ初心者は違和感を感じる服装マナーもあると思いますが、知っておいてからゴルフ場に行くことをおすすめします。

    ゴルフの専用ウエアは一見ビジネスウエアに似ていて、仕事着でもいいじゃないか?と思われがちですが、素材やつくりがよく研究されています。

    それほど激しい動きがないゴルフですが、4時間以上も屋外を歩きながら考えてスイングしていくスポーツなのです。

    快適なプレーを望むなら、専用ウエアを選びましょう。

  • OB無しのダブルパーはダボにできたはず…

    OB無しのダブルパーはダボにできたはず…

    ティショットがOBなら+2なので難しいですが、池やバンカーが絡んでも+4のダブルパーは打たないように防がないといけません。

    100を切りたい初心者ゴルファーは、1ラウンドに+4以上を3回やったら苦しいですよね。

    計算上、一打100ヤード進んでいない

    ダブルパーなら計算上、一打100ヤード進んでいない
    1打100ヤードなのに…

    PAR4のミドルホールでダブルパーの8ということは、グリーン周りからアプローチとパットで3打必要として、そこまで5打使ってます。

    通常のレギュラーティのミドルホールは350~400ヤードなので、計算上はなんと1打100ヤード進んでいません。

    ティショットに原因がある?

    1スイングで100ヤード進むのは難しいことではありませんので、最大の原因は何でしょうか?

    恐らくティショットでドライバーを振り回して曲げてOBだったり、林に入りトラブルになることが主な原因です。

    初心者ゴルファーは第一打を打つ前にこのことを意識しておくと、打つ前のクラブ選択の考え方が変わります。

    まず、どんなカタチでもコース内に100ヤード進めましょう。

    スイングの問題だけでない

    しっかり練習して動画を見てイメージトレーニングをして、準備は完ぺきでラウンドに臨んだ…のに、いつも大たたきから何故スコアを崩してしまうのか?

    「やっぱり、まだまだ練習が足りないなぁ…」と話す初心者ゴルファーをよく見かけます。

    ホントに練習していれば、その大たたきがなかったのでしょうか?

    さらなる練習量でスコアアップを望むのは間違えです。

    大たたきしたホールを振り返るとき、100の壁で悩んでいる方は少し考え方を変えてみましょう。

    初心者は打つ前に既にミスしている

    大たたきしたホールを振り返って、こんな事がよく言われます。

    • なぜ、あの場面でウッドを持ってしまったのか…
    • パターを使えばあんなミス出なかった
    • 池を避けてあまりにも左に行った…
    • 林から脱出を優先させれば…

    ショットのミスばかり悔やんでいると思いますが、スイングの問題だけではなくミスの原因は下記のとおりです。

    • その日の調子の判断
    • ホールマネジメント
    • クラブ選択

    ショットする前に正しいジャッジをしてれば、さらなるミスをくい止めることができたはずです。

    一打でも少なく…努力しましたか?

    うまくいかないホールで投げやりになり、早く次に行きたい気持ちはよくわかります…。

    ストロークプレーの場合、スコアは18ホールの合計です。

    大たたきした後でも、冷静になって一打でも少なくする努力をしなくてはなりません。

    9→8や8→7にする努力をしましたか?

    最後のパットが2mあっても「お先に!」と言ってはずす初心者は、100切りに時間がかかるでしょう…。

    苦しい状況から逃れたい気持ちはよく理解できますが、ピンチの時でも一打を大切にする努力が大事です。

    ホールアウト後に一打に後悔しないようプレーしましょう。

    100打でホールアウトして「あと一打だった…」という初心者ゴルファーを何度も見てます。

    大たたきでも一つ良いショットを思い出す

    8や9のスコアを書き入れるときに、誰でも落胆と疲れがきます。

    ホールを振り返ってタラレバの会話が多いです。

    しかし、大たたきしたホールでも何か一つでも良いショット、プレーを思い出すようにしましょう。

    できるだけ細かいプレーに注目

    • 林からの脱出ショットが芯くった
    • ファーストパットの距離感が良かった
    • 風の読みが合っていた

    などなど、細かいところの良いポイントだけをピックアップして、「悔やむ」ことを忘れる努力をします。

    その時の良いフィーリングを思い出しておいてください。

    大事なのは次の一打

    大事なのは次のティショット
    次の一打が大切

    「ダブルパー以上の大たたきをしてしまったぁ…」と落ち込んで、次ホールのティグランドに向かうあなたが絶対にやってはいけないことは、

    次打のティショットでトラブルにならないことです。

    ナイスショット!は必要ありませんが、林入、チョロ、池ポチャ、ましてやOBは避けてください。

    アイアンでティショットしたり、ハーフショットでもOKです。

    初心者ゴルファーはズルズルとスコアを乱す

    プレーには”ながれ”があり、悪い”ながれ”は、止める作業が必要です。

    100を切れない初心者は、トラブル後にズルズルとスコアを乱します。

    次のホールが「ティショットが狭くてプレッシャーがあるな」とか「今日のドライバーの調子が悪い」ときには、思い切って7Iでティショットしてください。

    キャディや同伴競技者のまわりの目は関係ありません!

    ⇒ゴルフ練習場に行くのにスコアが悪い初心者