月: 2020年5月

  • 初心者でもライバルにスコアで勝ちたい!

    初心者でもライバルにスコアで勝ちたい!

    ゴルフは、コースを攻略して他の競技者よりも一打でも縮めてホールアウトする競技です。

    「ライバルの○○君に勝つ」や、競技やコンペ順位の勝負ではなく、戦う相手はコースであることをもう一度よく理解しましょう。

    • いつも帳尻があってしまう…
    • スコアを数えて意識すると大たたき…

    という初心者は、ホールマネジメントではなく、別の事を考えていてコースと戦っていません。

    1ホール、一打に集中して積み重ねた結果が、合計スコアになるのです。

    ライバルに勝つには

    ライバルに勝つには?

    ゴルフプレーヤーにライバルが居ることは、楽しいことで上達できる早道です。

    実力に差があっても、ハンデで修正したネットスコアで、ライバル関係でも良いでしょう。

    当たり前ですが、勝利するにはライバルより良いスコアを記録するしかありません。

    そのために、コースを攻略するしかありません。

    それには1ホールずつスコアを積み重ねるしかありません。

    結果的に、次の一打に集中するしかないのです。

    人を見ず、コースを見る

    ゴルフはテニスや野球など違い、相手プレイヤーを研究して勝負する対人競技ではないので、ライバルを研究しても意味がないです。

    ハンデが存在するのも、対人競技ではない理由の一つですね。

    ゴルフは、いつも自然であるコースを攻略する姿勢が大事です。

    好スコアを出すには、コース状態やレイアウト、風向き、天候などをチェックして、さらに自分のコンディションを見極めなくてはなりません。

    ベストを尽くして負ければしょうがない

    悪天候や厳しいセッティングは、ライバルも同じ条件です。

    苦しい時に、あきらめないでクサらないでプレーすることが、よく言われる「自分に勝つ」ことです。

    ベストを尽くしたショットがミスだったときは、それが実力なので、次の機会に改善できるように努力しましょう。

    一打一打の状況を判断したコース攻略の結果、ベストを尽くしたスコアで負けた時は、素直に負けを認めるべきでしょう。

    記憶力が高いプレーヤーは上達が早い

    「たら、れば」は結果論で、意味のない議論になります。

    ただし、次回に来た時のコース攻略になるのなら、必要な情報交換になります。

    ホールアウト後に、今日の18Hの状況全てを覚えているプレーヤーが時々いますが、次回の改善につながるため、対策しやすくなりスコアアップが早いでしょう。

    いつも帳尻が合う初心者

    ハーフターンして昼食時にベストスコアの話で盛り上がったのに、後半スタートしてボロボロ、あるいは最後の3ホールで「結局いつもと同じ110打…」よくある話です。

    なぜ、ゴルフ初心者はこうなるのか?

    練習だけでは克服できないのではないか?

    お悩みの初心者ゴルファーが多いと思いますので、アドバイスします。

    パーを獲ったら連続をめざす!

    初心者が突然パーを獲ると盛り上がり、冗談や冷やかしの声もかけられ、パーティが笑いに包まれプレーの楽しさが倍増します。

    しかし、ゴルフ初心者の心理は、人知れず二通りに分かれます。

    攻める派と守る派です。

    攻める派は、力み、意気込み過ぎでミスし、守る派は恐れすぎていつもと同じ動作ができず、やはりミスします。

    圧倒的に初心者には守る派が多いのですが、これがダメで100切りを目指すには、結果がどうあれ攻めましょう。

    パーを獲ったら、連続PARを目指すくらいの気持ちでプレーし続け、グリップが硬くならないようにと、肩に力が入り過ぎないようにだけ注意してください。

    数ラウンドは、失敗するかもしれません。

    さらに、もし、2連続パーだったら、3連続を目指してください。

    守って失敗し続けているだけでは、ベストスコアの更新は達成できません。

    スコア72を狙う

    100切りが目標の初心者のベストスコアがでない原因に、バーディを獲ってからスコアを乱す人がいます。

    これは自分ではデキすぎだと勝手に決めつけ、リズムを崩しているのです。

    ほとんどの初心者は、守りに入るのです。

    「何とかこの貯金(バーディ)を持ったままホールアウトしたい」のが人情ですが、メンタルが重要なゴルフでは、それを許してくれません。

    貯金は使い果たしても良いので、ゴルフのスコアは初心者であっても、あくまでも72を目指すべきです。

    可、不可でなく、目標は72ということを常に意識しましょう!

    スコアで勝てない原因は?

    スコアで勝てない原因は?

    スコアを乱さないためには”大たたき”を防がないといけません。

    どうしていつも大たたきを…

    目先の一打に集中できなくなるのが、ゴルフの大たたきの原因です。

    状況はさまざまなのですが、次の一打の「計画」「実行」が間違えているのです。

    プレー中は焦っていたり、イラついていたりしますが、ゴルフは自分で何とかしなければならない競技です。

    イヤな流れを踏みとどまったり、しのいだりするコツは、うまく集中することです。

    集中するには小さな目標を

    このホールのスコアやトータルスコアを数え出すことよりも、今の一打に集中が必要です。

    そのためには「小さな目標」を、設定しつづけるクセをつけると良いです。

    私が100切りゴルファーの頃に心がけていたことはこんなことです。

    • 3パットしても連続はしない
    • 狭いホールのティショットはアイアンでナイスショットする
    • 右側OBのアイアンショットはダフり気味
    • クロスバンカーではダフらない
    • バンカーは1打で出す

    これらは実践的で、最低限のクリア目標としてアドレスに入れます。

    スーパーショットはこの延長上にあり、小さな目標をクリアするために集中し、達成したら心の中で自分を褒めるのです。

    まとめ

    ライバルの存在はプレーに緊張感を与え、楽しませてくれます。

    お互いにベストスコア同士だったりしたら、対人競技ではないゴルフは、勝負がついてもすがすがしさを感じさせてくれます。

    セルフカートプレーが主流になった最近では、オンラインでスコア集計されていて、コンペなどでリアルタイムで表示されます。

    多くのゴルファーはライバルのスコアが気になり、自分のプレーに集中できなくなり乱れてしまいます。

    「いつも帳尻が合う」と嘆く初心者は、ライバルを見過ぎてトータルスコアを意識しすぎてます。

    合計スコアを意識していてもいいのですが、大切なのはこのホールであり、次の一打に全力を注入しましょう。

    その意識が欠けているのです。

  • パー3での大たたきにご注意

    パー3での大たたきにご注意

    初心者がショートホールを迎えると、レギュラーティーですと150ヤードほどと距離が短いので、安心しがちです。

    ドライバーの調子が悪くて左右に曲がっている日でも、「やっと、ショートだぁ、やれやれ…」ようやく落ち着いてティショットできます。

    ところが!

    プレーの流れも変えることができるショートホールは、打つ打数が少ない訳で、大たたきにもなりやすいのです。

    池やOBが多いショートホール

    池やOBが多いショートホール

    ゴルフコースの設計者は、PAR3のショートホールに大きな罠を作ります。

    第一打目に池や崖が眼に入るようにしたり、バンカーを見せてプレッシャーをかけるのです。

    見えない場所にOBを設置したり、凄い受けグリーンで奥からは絶対寄らないように設計したりします。

    初めて行くコースなら、第一打を打つ前によく観察して作戦を考えてください。

    ティショット次第のショートホール

    ティショット次第のショートホール

    ショートホールは、第一打目のティショット次第でスコアが大きく変わります。

    ここまで散々なスコアでも、このティショットが成功すれば、一発逆転で流れを大きく変えることができるのがショートホールなのです。

    ティショットで池ポチャも考えられますし、ナイスオンしてバーディーパットもあり得ます。

    自信があるクラブでティショット

    第1打目のティショットが運命を左右すると言えます。

    これまでの今日の調子をふまえて、一番自信のあるクラブで打つことをおすすめします。

    フルスイングよりも、大きめのクラブで8割スイングを心がけると良い結果になりやすいです。

    ショートでも2オンでOK

    100切りを目指す初心者は、何としてもOBや池ポチャを避けなければなりません。

    グリーンオンを狙わずに、セーフティーエリアをターゲットにして、2打目勝負の作戦に切り替えましょう。

    浮島グリーンでない限りは、必ずどこかに”はなみち”がありますので、1オンを狙わずにそこを目指しましょう。

    軽視していると…

    しかし、残念ながら初心者にありがちなのが、ショートホールで7(+4)とか8(+5)という致命的な大たたきです。

    一般的に初心者は、ショートホールが好きです。

    それはOBや林などがロングホールに比べて少なく、心理的にプレッシャーから解放されているのだと思います。

    ところが、それが良い方向に作用する初心者と、そうでない初心者がいます。

    のびのびショットできると結果が付いてくる方は良いのですが、ある程度緊張感が必要な方は、信じられないようなミスをして、一気にスコアを崩してしまいます。

    ショートホールは打数が少ない分、スコアの浮き沈みが激しいわけで、一打に集中するように心がけましょう。

    よくある、シャンク

    シャンクの原因は、さまざまなアドバイスやレッスンが公開されてますが、上級者でもシャンクすることがあります。

    シャンクはアイアンのネック部分にボールが当たるわけですが、突然シャンクすることも珍しくありません。

    突然シャンクする原因は、シャンクしなかったそれまでと何かが変わったのです。

    私の経験では、パー3のティショットで突然シャンクする方が多い感じがします。

    おさまるので気にしない

    シャンクを止めるには、ネック部分からトゥ(フェース先部分)寄りで打てばよい訳です。

    シャンクが気になる方は、もともとネック寄りでヒットする方です。

    大事なショットでインパクトがズレるのは、リキみや意気込みからくる、ヘッドアップやスイングが早いことなどです。

    いつものリラックスした状態の自分のスイングができなくなっているのです。

    似ているのが「バーディー直後のティショットは気をつけろ」です。

    ⇒スコアアップや上達のカギ?バーディー直後のティショット

    初心者PAR3攻略のまとめ、4打で上出来

    100切りを目指す初心者は、ショートホールではボギーの4打を目標にします。

    100切りを目指す初心者は、ショートホールではボギーの4打を目標にします。

    計画が2オン2パットなら、作戦が変わります。

    ティショットは2打目のアプローチの事だけを考え「打ちやすい花道はどこか?」「下りは避けたいので奥には行かないように…」など、あえてグリーンオンを狙わずに次打を意識してティショットすることが大切です。

    初心者にワンオンはいらない

    時には「OBでなければOK」「池に入らなければヨシ!」という目標も良いでしょう。

    何が何でもグリーンオンを狙うと、大きな罠が待っているのがショートホールです。

    ショートホールの大たたきはスコア的にもキツイですが、この先の精神的ダメージが大きく、避けなければなりません。

    第一打のティショットを打つ前に作戦を考えてから、ティグランドに向かうように心がけましょう。

  • スコアに直結するパット上達のために

    スコアに直結するパット上達のために

    シングルプレーヤーなどの上手なゴルファーは、だいたいパッティングがうまいですよね。

    10m以上のロングパットをカップインしたり、入らなくても惜しかったり、ほとんど3パットもしません。

    なぜ、シングルプレーヤーはパッティングが上手なのでしょうか?

    技術の差は距離感

    パッティング技術の差は距離感
    パッティング技術の差は距離感

    寄せるのに必要なパット技術は、方向と距離感です。

    正しい方向に打ち出すアドレスのセットアップも大切ですが、それより重要で難しいのは距離感です。

    多少の方向ミスやラインの読み違いは、距離感さえ合っていればOKの範囲まで寄せることができます。

    でも、距離感が誤っていると、いくらライン読みが正確で方向が正しくても、大オーバーしたり、半分も進まなかったりで3パットの危険性が高まります。

    シングルプレーヤーや上級者は最初の3ホールほどで距離感をつかみ、ミドル、ロングパットのミスが少ないため3パットしにくいのです。

    1m程のショートパットはたまに外れるもの

    1m程のショートパットはたまに外れるもの

    プロゴルファーがトーナメントで、1mを外してしまうシーンを見たことがあると思います。

    ほぼ、毎日パット練習するプロが、簡単と思われるショートパットを外すことがあるのです。

    上りのまっすぐラインなら悔やまれますが、下りで曲がる速いラインなら1mでも簡単ではありません。

    1mのパットは簡単に考えられているものの、真剣にストロークしてもたまには外れるものと認識して割り切り、18Hで1、2回にとどめるように考える事が大切です。

    一番いけないのは「どうして外れたのだろう…」といつまでも悩み悔やんだままプレーを続け、次のパットも疑心暗鬼のままパットしてしまうことです。

    ただ転がすだけでもミスはミス

    スコアに直結するパット上達のために

    ミスパットはカップインするとウヤムヤになりますが、パッティングをミスした時のボールの転がりは、傾斜や芝目の影響を受けやすくなり不規則で一定しません。

    入れば結果良しで注目されないので、話題にならないのですが、パッティングはスコアの半分を占めるため、ミスが多いとカップインする確率が下がってしまします。

    プレッシャーやいろいろ余計なことを考えたままパットしてしまい、(俗に言うパンチが入って)信じられないくらい強くヒットして、同じ距離が残るという経験はありませんか?

    距離は変わらないのでただの+1打です…。

    スコアを安定させるためには、パッティングミスを減らす努力が必要です。

    では、パッティングミスはどうしておきてしまうのでしょうか?

    それは、正しいストローク(パットスイング)ができていないためです。

    2m以上は練習でうまくなる

    1mのショートパットは外れることも受け入れるようにしなければなりませんが、初心者は2m以上のミドルパットを練習する必要があります。

    入れたい距離なので、初心者がよくあるダメなパターンは…

    1. 強めに打ってしまう
    2. 焦って返しのパットが弱い
    3. OK、の3パットです。

    初心者は、この距離から3パットしないことが100を切るために必要な条件となり、経験を積む必要があります。

    上り下り、順目逆目、フックスライス、3パットしないように、などなど様々な条件でパッティング練習して、しっかりしたボールの転がり、ラインの読み、アドレスのとり方など確認するポイントがあります。

    まずは2mの距離感をしっかり身につけましょう。

    パターをよく変えるのは…

    2~3本のパターを使いまわすことは賛成です。
    2~3本のパターを使いまわすのは良いかも

    「パターを変えても入らないよ…」ゴルフ仲間や上級者のアドバイスでよく聞かれることですね。

    道具で入るパットがあれば、プロゴルファーは値段がいくら高価でも買うのでしょうが、そんなパターはありません。

    高価なパターやプロ仕様の流行りのパターもたくさん紹介されてます。

    確かにパターを変えれば自動的にスコアアップが望めるわけではありませんが、私の経験においては2~3本のパターを使いまわすことは賛成です。

    人間の体はとてもデリケートで、その日の気分や体調がパッティングに大きく影響するものだと思います。

    パターは、長さや重さ、形状や材質など様々なタイプが市販されています。

    人間はデリケートであり、飽きやすいもので、パターを変えると新鮮な気持ちになったり、入るのではないかと気分が良くなったりするのです。

    そんな効果を引き出すパターチェンジは、安くて手軽なスコアアップの方法だと思うのです。

    おわりに:ゴルフはパットが基本

    豪快なドライバーショットで始まるゴルフは、飛距離などに眼が行きがちですが、地味なパットにスコアアップの秘訣があります。

    パッティングの調子が良いと全てが良く作用し、プレーがかみ合って好スコアを期待できます。

    1. なんか1mぐらいがカップイン出来て自信がでてきた。
    2. ロングパットがOK範囲じゃなくても1m位で良いので楽な気持ちで打てて、結果うまく寄る。
    3. アプローチもロングパット同様、楽に打てるので結果が良くなる。
    4. セカンドショットはグリーンオンしなくても、アプローチやロングパットの調子が良いので楽に打てて、結果オンする。
    5. セカンドショットにも自信がでてきたのでOBじゃなきゃいいやと楽に打てて、結果フェアウェイに。

    こんな感じで、ショートパットの調子がプレーに好循環を与えることがあります。

    調子を崩す時もパッティングからで、全てのショットにプレッシャーがかかり、良い結果がでなくなります。

    プライベートラウンドではすぐに1mくらいを「OK」してしまいがちですが、初心者はショートパットを軽視しないで、必ず最後までホールアウトするように心がけましょう。