スコアアップにはハンディキャップ1に要注意!

スコアアップにはハンディキャップ1に要注意!

スコアカードにはスコア欄やパー欄のほかに、HDCPとしてハンディキャップの数字が表示されてます。

そのホールの難易度を示す数字で、1が最も難しいホールで18が最も簡単なホールです。

27ホールのコースなどでは1~9の表示になっていることもあります。

難しいHDCP1のホール

難しいHDCP1のホール
ワナだらけのHDCP1のホール

初心者ゴルファーは気づかずにプレーしている方が多いですが、けっこうHDCP1や2のホールで大たたきしていると思います。

1ホールで大たたきすると戦意を喪失してしまう可能性もあり、100を切るためには絶対防がないといけません。

距離が長いホールが多い

HDCP1のホールはパー4のミドルホールでも400ヤードを超える長いホールが多いです。

初心者ゴルファーが最も陥りやすいミスとしては二つあります。

  • 長いホールと認識してティショットする時にチカラが入り、いつもスイングができずに1打目でトラブルになる。
  • ティショットがまずます成功して2打目地点で残り距離を聞き、200ヤード以上のセカンドショットにチカラが入りミスしてトラブルになる。

長いホールは物理的な距離よりも、聞いた時の残り距離の長さがプレッシャーになることが大敵なのです。

これはパー3のショートホールにも同じことが言え、初心者ゴルファーは200ヤード以上のショートホールでティショット成功率が低いのではないでしょうか?

グリーンが難解

これもよくありますがグリーンが二段三段だったり、読めないアンジュレーションだったり、傾斜がきつかったりします。

オンしても3パットしやすくスコアになりにくいホールとなります。

砲台グリーンや深いガードバンカーが配置されたり、深いラフや逆目のラフがあったりしてアプローチショットも難しくしている時もあります。

グリーンに到達するまでにトラブルがあると、最後にグリーン上や周りでさらにミスをすることになり大たたきへと一直線になります。

OBや林、池が配置されている

当然ですがショットを曲げるとOBや池などのハザードが待ち受けます。

HDCP1の難ホールに多いのがハザードを見えにくい箇所に配置したり、傾斜で崖下へ誘導するような仕掛けがあるホールもあります。

フェアウェイが広く見えても実は右半分は傾斜がきつく打ってはいけないエリアだったりします。

このようにHDCP1のホールはコース設計者が意図がよくあらわれているホールが多いのです。

ロケーションがすごい

HDCP1のホールでたまにあるのが、浮島グリーンや崖越えショットなどプレッシャーがかかるショットを要求されることです。

いつもスイングをさせないように、ティーグランドの景観でプレッシャーをかけてきます。

セカンドショット地点に行くとそれほどでもないホールを、難しく見せるように工夫されてます。

林の裏側は広かったり、OBエリアを超えれば広いフェアウェイがあったりするのです。

初心者ゴルファーが難ホールを攻略するには

では、100切を目指す初心者ゴルファーがスコアアップするために、どのようにHDCP1のホールを攻めればよいのでしょうか?

スタート前にHDCP1、2、3、4のホールをチェック

スタート前にスコアカードを見てHDCP1~4までのホールにチェックを入れましょう。

スタート前にスコアカードを見てHDCP1~4までのホールにチェックを入れましょう。

その4ホールはダブルボギーでOKです。

大たたきを防ぐことが目的で、スタート前にホールマネジメントするのです。

それでもトリを打ってしまうので、どこかでボギーを獲り4ホールで8オーバーまでに抑えるマネジメントをしてください。

400ヤード以上のホールでもキザもう

長いホールでのミスはリキみによるスイングミスが主な原因です。

スコアメイクするためには敢えて1Wを持たずに5Ⅰでティショットして曲がりを抑えるのも良いジャッジです。

150Y+125Y+125Yで400Yなので4打目はグリーン周りに居れば上出来で、何とかダボでホールアウトしたいですね。

しっかり決断してティショットできるかが問われるでしょう。

スイングすることに集中する

崖超えや池超えのプレッシャーがかかるショットでは、いつもスイングができません。

はやくなったりしてバックスイングからいつもと違うのです。

練習場に行く方は練習中にイメージして、その一打をしっかりスイングできるようにクセ付けしましょう。

プレッシャーがかかる時のスイングは小手先の筋肉は頼りになりません。

緊張したら背中や下半身の大きな筋肉を使うことを意識しましょう。

大きな筋肉は鈍感でプレッシャーを感じにくいでしょう。

ピンより奥に行かない

グリーンの奥は難しいようになってます。

難ホールはグリーンにも罠が仕掛けてあります。

全部ではないですがグリーンの奥は難しいようになってます。

下りがきつい傾斜や順目で寄らないのです。

HDCP1の難ホールを攻略するには鉄則なのですが、グリーンオンしなくてもいいので「手前から」は重視しましょう。

100切りを目指す人もホールマネジメントを

HDCP1のホールは難しいですが他のホールにはチャンスがあります。

スコアアップを目指す初心者ゴルファーは敢えて難ホールを攻める必要はないのです。

難しいホールは防御をしてチャンスが来たら攻めていくホールマネジメントが重要です。

100きりを目指すゴルファーはとにかくガムシャラにプレーする方が多いですが、しっかり考えてプレーするのはゴルフの楽しみ方の一つです。

スタート前にスコアカードをみて計画しましょう。

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