カテゴリー: 初心者あるある

ゴルフ初心者がよくやってしまうミス、あるあるを紹介。

  • スライスで悩んでいる人へ、効果的ラウンド練習法

    スライスで悩んでいる人へ、効果的ラウンド練習法

    「スライスがなおらない」と練習場に通って何球打ってみても効果は期待できません。

    動画を見て研究してもコースでスライスが出てしまうでしょう。

    初心者に多いスライスミスを何とか減らしたいゴルファーに参考になりましたらうれしいです。

    スライサーはコースの左サイドのみで

    次のラウンドでフェアウェイ中心から左右半分に分けて、全ショットでボールがどちら側に行ったかを記録してください。

    スライスで悩んでいるあなたは、コース右側を使っていることが多いでしょう。

    18ホールで一度も左に行かないということも…

    ひどい人は18ホールで左側のトラブルが一度もないスライスゴルファーもいます。

    どんどん右目右目に進んでいくのです。

    ある程度難しいコースは、フェアウェイ中心がわずかに高く設計していて左右に行くと馬の背にようになり、右側に行くと”つま先下がり”のスタンスになります。

    そうなると、さらにスライスしやすくなりケガが大きくなってしまいます。

    フェアウェイ左半分を使うように心がける

    フェアウェイ左半分を使うように心がける

    コンペや競技ではない気軽なラウンドで試してほしいのは、コースを半分に分けて左側半分だけを使うように心がけましょう。

    しっかり意識しても左サイドにボールが行かないと思います。

    たぶん、右サイドギリギリのOBゾーンに飛んでしまったりします。

    なぜ、そうなるのでしょうか?

    そもそもアドレスで左サイドを向いてない

    これは最も可能性が高いと思います。

    自分でアドレスしたら同伴者に見てもらえばすぐにわかります。

    この時にスタンスはかかとを基準に見てもらうようにしましょう。

    足のスタンスだけではなく肩の向き、骨盤の向きも見てもらいましょう。

    さらに自分での確認としては、ボールの位置が右足側に寄り過ぎてませんか?

    右足側に寄り過ぎだと肩やひじが結局右向きになりやすく、スイングプレーンもカットに入りやすくなります。

    スライサーのほとんどはアドレスに原因があります。

    弾道が変わりはじめる

    ラウンド中の左サイド練習法は効果がある人だとスライス軌道でも弾道が強く「とらえたスライス」になります。

    正しいスタンスに戻っただけ

    なぜ、スライスがなおったかというと、今までが間違ったアドレスであり、強い弾道が出るのは正常なアドレスに戻っただけなのです。

    アドレスが誤っていると正常な方向、高さからクラブが入りません。

    多くのスライサーはアドレスを間違えているのです。

    狙いをいつも通りに戻してみよう

    コースの左半分にボールが行くようになったら、ターゲットを正常に戻しても大丈夫です。

    いつも通りに戻してもアドレスの方向は必ずチェックするように意識付けしましょう。

    またスライスが出始めたら、時間をかけて左側に狙いを定めてください。

    完ぺきなアドレスがとれれば、クラブを上げて下すだけでボールの方向が大きくブレることはないのです。

    シャンクが出る人は…

    シャンクが出るゴルファーに共通するのは、いつもクラブのネック側で打つゴルファーです。

    私はフックが持ち球ではじめた時からクラブのトゥ側(ネックと逆の先の方)で打つタイプです。

    なので、30年でシャンクに悩んだ経験は皆無です。

    シャンクをとめるにはネック側で打たなければ良いだけで、練習場でトゥ側で打てるように努力しましょう。

    アドレスの大切さがわかる

    アドレスの大切さがわかる

    上手いゴルファーを見るとアドレスに入って構えた時に、ミスをする感じがしませんよね?

    つまり、スタンス、肩、ひじ、クラブフェースがきっちりとターゲットの方向を向いているのです。

    初心者ゴルファーの最重要課題

    初心者ゴルファーはトップの位置やインパクトのカタチ、フィニッシュのとり方を聞いてきます。

    それも大切なのですが、100切のスコアアップを目指す初心者ゴルファーに最重要なのは良いアドレスをつくることなのです。

    良いアドレスができていれば、はやくて多少悪いスイングでもOBにならなかったりします。

    練習場でもやってみよう

    打ちっぱなし等の練習場ではマットの上に線があったりしてアドレスのことを考える機会が少ないでしょう。

    やり過ぎは危険なので禁止されてますが、練習場でも1球ずつターゲットを左右にかえて打つ練習がアドレスをつくる練習法です。

    正しいアドレスをつくるルーティーンができるととてもいいと思います。

    アドレスの方向と密接なボールの位置

    アドレスの不調は片手シングルの上級者でもよくあります。

    「ショットの調子が悪いんだけど見てもらえる」と上級者から相談されると、ほぼアドレスにトラブルがあります。

    作用するのはさまざまなケースがありますが、ボールの位置がしっくりきて強い弾道に戻るといったことが多いです。

    上級者はスイングプレーンのブレが少ないので、アドレスの方向やボールの位置次第ですぐに弾道が変わります。

    ボールの位置も研究しよう

    ボールの位置が右足寄りか左足寄りかで、肩の方向が変わってしまうことがあります。

    右足にボールが寄ると、差し込まれた感じになり窮屈になります。

    反対に左足に寄ると、野球で言う迎えに行ってオヨいだスイングになります。

    いずれにしても正しいインパクトではないので強い弾道は得られません。

    近すぎたり、遠すぎたり

    ボールの位置が体から近すぎたり遠すぎても弾道が変わります。

    私の場合はフックを防ぎたいときは、体に近づけてクリーンに打ち、スライス防止の時は遠くに置きダフリ気味に打つようにしてます。

    あまり明確な基準はありませんが、練習場で試してみて「打ちやすい」と感じる位置が良いのではないでしょうか?

    良いアドレスをつくる動作を練習しよう

    良いアドレスをつくる動作を練習しよう

    練習場で打ち放題ばかりやってても効果的な練習とは言えません。

    正しいアドレスをつくる動作は室内でもできます。

    コースロケーションに惑わされないようにアドレスできれば、難コースも攻略できて難しい条件ほど実力が出るようになります。

    スライスで悩む初心者ゴルファーは、まずはコースでラウンドした時に、18ホールで左サイドに行った回数を数えてみてください。

    ⇒初心者はアドレスで右を向きがち!

  • スコアアップや上達のカギ?バーディー直後のティショット

    スコアアップや上達のカギ?バーディー直後のティショット

    初心者がバーディーで盛り上がるホール間移動の時、きっとスコアの事もいろいろ考えていることでしょう。

    しかし、残念ながら、オナーとなり一番最初にティグランドに立つ初心者がナイスショットするのを見たことはほとんどありません。

    しかも、こんな時に林入、OBなど、かなり大きなミスになることがあります。

    気負いなのか、リキみなのかわかりませんが、心理的に何かが作用していることは確かです。

    守りに入るのか、欲なのか

    バーディーをとった後のゴルファーの心理は二つに分かれます。
    次ホールを攻めるか守るか?

    見事にバーディーをとった後のゴルファーの心理は二つに分かれます。

    せっかくとったバーディーを守りたい!

    せっかくとったバーディーを守りたい!

    本当に気持ちがよくわかりますが、どんな競技も攻め続けないと結果がでません。

    スイングが小さくなりタイミングが狂うことでミスショットが連発します。

    スコアをまとめようと守りにいくと、いつものスイングができなくなるのです。

    小さな動作のパットスイングですら正常に打てません。

    勢いづいて…

    バーディーをとったことでティグランドに力強く上がっていくゴルファー

    バーディーをとったことでティグランドに力強く上がっていくタイプです。

    リキみでスイングが早くなり、ダフリトップ等びっくりするくらいのミスショットが出たりする方です。

    欲深いゴルファーでリキみが原因となりミスするケースですが、守りに入るより上達が望めます。

    攻めながら守るには?

    では、バーディー直後のティショットを無難にクリアするにはどうしたらよいのでしょうか?

    同伴者からイジられたりして、いつもの精神状態では打てません。

    心がけることは「いつものスイングをすること」だけに集中しましょう。

    頭の中に練習場でも前ホールでもいいので自分の打った時の映像を思い出してなぞるようにスイングするのです。

    プレッシャーがかかる場面では、グリップを強く握ったり肩に力が入らないように、腹筋や下半身に最初から力を入れておきます。

    スイングの「ユルみ」は禁物で、私がプレッシャーがかかる場面では、グリップを強く握ったり肩に力が入らないように、腹筋や下半身に最初から力を入れておきます。

    当然、ハーフスイングにならず振り切ることが必要になってきます。

    初心者ゴルファーが連続バーディの可能性

    100切りゴルファーの心理がいつも通りではない状態で、連続バーディの可能性は極限まで低いでしょう。

    でも、もしパーやボギーであっても上出来で、その後のホールマネジメントが大きく変わります。

    ティショットさえ成功すると…

    バーディー直後のティショットが無難にフェアウェイをとらえたゴルファーは、その後のスコアは安定していくことが多いです。

    セカンドショット、サードショットでミスが出ることもありますが、ティショットほどのプレッシャーはないはずです。

    それほど初心者ゴルファーにとってバーディー直後のティショットは、スコアアップに向けて大事なのです。

    やはり”リキみ”が出てしまう

    ミスのほとんどが「早い」「強い」スイングになりいつもと違って安定しません。

    しかし、狙いに行く姿勢が悪いのかというとそうではなく、スイングに”リキみ”が出ることがいけないのです。

    満足してしまったり遠慮しすぎる人も結果はよくありません。

    前のホールのバーディを忘れるようにして貪欲に攻め続ける姿勢が必要で、プロもアマもレベルに関係なく必要なことになります。

    グリーン上で攻めることができたか?

    バーディの次ホールのパッティングはどうでしたか?

    3パットだとしてもしっかりと強めに打ててたでしょうか?

    パッティングに攻め守りの姿勢が出るときもあるので、思い返してみるのがおすすめです。

    100きりレベルでもバーディを目指そう

    スコアがボギー、ダボペースの初心者ゴルファーでも、ティショットが成功したらバーディーを目指しましょう。

    パーとは違いバーディーは獲りにいかないと獲得できません。

    セカンドショットはピンに向かわないといけないですし、パッティングは届かないのではバーディーは獲れません。

    ティショットはフェアウェイが一番バーディーに近い

    ティショットはフェアウェイが一番バーディーに近い

    距離が短めのロングホールのティグランドで「よし、このホールバーディ獲る!」という人は要注意です。

    飛ばして少しでも近くからセカンドショットを打つことはバーディ獲得のためのアドバンテージになりますが、絶対やってはいけないことはティショットのミスです。

    ティショットでOBや池は論外ですが、林やクロスバンカーに入るとほぼバーディの可能性がなくなります。

    距離が出てなくてもフェアウェイキープがバーディの可能性を高めてくれます。

    スコアアップには攻める姿勢が大切

    ティショットで”前のめり”にならないことは理解いただけたと思いますが、攻める姿勢がスコアアップにつながります。

    3パットしたとしてもカップオーバーしてるか?スイングにゆるみがなかったか?逃げるコースマネジメントしてないか?などと、いつもどおりにコース攻略できているかが大切です。

    まさに自分との闘いですね…。

    初心者ゴルファーでもバーディーは無縁ではないのです。

    18ホールあるので必ずチャンスが来ます。

    その時にどうプレーするか、バーディーを獲った後、どうマネジメントするかを考えておくことがスコアアップに重要なのです。

    ⇒ライバルにスコアで勝ちたい!

  • 初心者はアドレスで右を向きがち!

    初心者はアドレスで右を向きがち!

    「スライスに悩んでて…」初心者ゴルファーによく聞くセリフです。

    ほとんどの人はスライスの曲がりに悩んでいるのではなく、最初から右を向いて右に打ち込んでいており、なぜか悩むのです。

    この解決方法は簡単で、正しいアドレスをとれるかどうかです。

    右向いて右に打ち、悩む!

    左サイドのOB越えを狙いたいのに、気持ちは安全ゾーンに向いてるので、ついついアドレスが右向きに。

    「どうもプッシュアウトが多い」と言って、悩んでいるゴルファーのほとんどが右を向いてます

    ホントにプッシュアウト?

    「どうもプッシュアウトが多い」と言って、悩んでいるゴルファーのほとんどが、アドレスのセットアップで右を向いてます。

    弾道は悪くないのにターゲットに向かわないので、当然ですが結果が出ません。

    フェアウェイやグリーンの右サイドにはだいたいバンカーや池などを配置するので、スコアにならないのです。

    そんな感じで悩んでいるゴルファーは、練習場で見てると1人や2人は必ず見かけます。

    スイングを気にしてアドレスの確認をしていない

    初心者ゴルファーは、スマホなどで撮影した自分のスイング動画を観てクセをなおそうと必死です。

    でも、打つ前のアドレスの確認はしていますか?

    ほとんど初心者ゴルファーは、トップの位置やインパクトの瞬間に目を凝らしています。

    アドレスの方向、肩や骨盤のライン、ボールの位置を確認していないのです。

    良い弾道で右に行くのは…

    「アタリは良いんだけど…」という右打ちお悩みゴルファーは、アドレスで右を向いていることがほぼ確定です。

    スライスというミスは芯をとらえていなかったり、カット打ちやフェースが開いていることが原因です。

    弾道は力感無い高弾道で、飛距離が落ちます。

    つまり、ターゲットより右側に強い弾道がでるということは最初から右を向いているのです。

    右向いて左?

    ターゲットより右に良い弾道が飛ぶのは、プッシュアウトです。

    感覚はアテになることもあり、違和感から意識的にコネて「引っ掛けフック」になることもあります。

    アドレスを確認しないでこれを気にしていていると、間違ったスイング改造に着手してしまいます。

    アドレススタンスが右方向を向いて、スイングで左方向に打球を打つと結果的に「クローズスタンス」になります。

    フックしかでない

    アドレススタンスが右方向を向いて、スイングで手首をコネたりして左方向に打球を打つと、結果的に「クローズスタンス」になります。

    意識していなくても、フックを打つための基本スイングになってしまいます。

    これで、プッシュアウトかフックしか打てなくなり、初心者ゴルファーは悩み迷宮入りしてしまうのです。

    スタンスをなおさないと解決しない

    クローズスタンスでも、たまたま良い弾道がでてターゲットに向かうことがありますが、好調は長続きしないでしょう。

    トップでしっかり捻転できているうちは大丈夫ですが、クローズスタンスの難しさはトップ位置決めの難しさがあります。

    右わきがフライングエルボーになりやすく、左肩のアゴ下の入り具合がわからなくなるのです。

    (捻転が必要なので、トップではアゴ下に左肩が入らなければならない)

    また、スタンス方向とボール位置は密接に関係してますので、スタンスを直さないと正しいインパクトにならないのです。

    パッティングまで右向きに

    ミスからの3パットを防ごう

    知っててクローズスタンスならいいですが、スタンスを治さないとアプローチやパッティングまで右を向いたままになります。

    パットで「フックラインは得意だけど、スライスラインは苦手…」という方は要注意です。

    フックラインは右に打ちだしてもカップインする可能性が残りますが、スライスラインは右に打った段階でカップインすることはないからです。

    ボールの位置が右足寄りになる人は要注意

    スタンスが右を向いてなくても、骨盤や肩のラインが右側を向いてませんか?

    そういうゴルファーは、クローズスタンスと同じインサイドアウトのスイングプレーンなので、打ちにくくてだんだんとボールが右足寄りになります。

    左足の前に球を置いても、しっかり打てるかチェックしてください。

    眼の錯覚

    ゴルファーは、ターゲットと球を結んだ線を斜め上から見ているのです。

    スイングの時に眼の位置が斜め上から見ていることになるので、その日によって感覚が違うことになります。

    スタート前に練習場に行く目的は、準備運動とこの「眼の錯覚直し」です。

    これでは左に行きそう、でちょうどいい

    プッシュアウトで悩む人に正しいアドレスを教えると「かなり左を向てる気がする」といいます。

    スコア100前後の初心者ゴルファーのショット不調の原因は、ほぼアドレスにあります。

    プッシュアウトで悩む人に正しいアドレスを教えると「かなり左を向てる気がする」と言います。

    右向きに慣れちゃった人は、そんな感じなのです。

    誰でもいいからアドレス確認をしてもらう

    アドレス確認をしてもらおう。

    アドレスでスタンスや肩のラインを見てもらうには、ゴルフをしない人でもOKです。

    撮影してもらうのも良いでしょう。

    スイングではなくてアドレスとボールの位置を撮影してもらうので、動画でなくても静止画で十分です。

    私の経験では左向き過ぎという人より、圧倒的に右向き過ぎゴルファーが多いと思います。

    自分の感覚、意識と、全然違うアドレスかもしれませんよ。

    ⇒練習してるけど、ゴルフのセンスがないかも?

  • 初心者でもライバルにスコアで勝ちたい!

    初心者でもライバルにスコアで勝ちたい!

    ゴルフは、コースを攻略して他の競技者よりも一打でも縮めてホールアウトする競技です。

    「ライバルの○○君に勝つ」や、競技やコンペ順位の勝負ではなく、戦う相手はコースであることをもう一度よく理解しましょう。

    • いつも帳尻があってしまう…
    • スコアを数えて意識すると大たたき…

    という初心者は、ホールマネジメントではなく、別の事を考えていてコースと戦っていません。

    1ホール、一打に集中して積み重ねた結果が、合計スコアになるのです。

    ライバルに勝つには

    ライバルに勝つには?

    ゴルフプレーヤーにライバルが居ることは、楽しいことで上達できる早道です。

    実力に差があっても、ハンデで修正したネットスコアで、ライバル関係でも良いでしょう。

    当たり前ですが、勝利するにはライバルより良いスコアを記録するしかありません。

    そのために、コースを攻略するしかありません。

    それには1ホールずつスコアを積み重ねるしかありません。

    結果的に、次の一打に集中するしかないのです。

    人を見ず、コースを見る

    ゴルフはテニスや野球など違い、相手プレイヤーを研究して勝負する対人競技ではないので、ライバルを研究しても意味がないです。

    ハンデが存在するのも、対人競技ではない理由の一つですね。

    ゴルフは、いつも自然であるコースを攻略する姿勢が大事です。

    好スコアを出すには、コース状態やレイアウト、風向き、天候などをチェックして、さらに自分のコンディションを見極めなくてはなりません。

    ベストを尽くして負ければしょうがない

    悪天候や厳しいセッティングは、ライバルも同じ条件です。

    苦しい時に、あきらめないでクサらないでプレーすることが、よく言われる「自分に勝つ」ことです。

    ベストを尽くしたショットがミスだったときは、それが実力なので、次の機会に改善できるように努力しましょう。

    一打一打の状況を判断したコース攻略の結果、ベストを尽くしたスコアで負けた時は、素直に負けを認めるべきでしょう。

    記憶力が高いプレーヤーは上達が早い

    「たら、れば」は結果論で、意味のない議論になります。

    ただし、次回に来た時のコース攻略になるのなら、必要な情報交換になります。

    ホールアウト後に、今日の18Hの状況全てを覚えているプレーヤーが時々いますが、次回の改善につながるため、対策しやすくなりスコアアップが早いでしょう。

    いつも帳尻が合う初心者

    ハーフターンして昼食時にベストスコアの話で盛り上がったのに、後半スタートしてボロボロ、あるいは最後の3ホールで「結局いつもと同じ110打…」よくある話です。

    なぜ、ゴルフ初心者はこうなるのか?

    練習だけでは克服できないのではないか?

    お悩みの初心者ゴルファーが多いと思いますので、アドバイスします。

    パーを獲ったら連続をめざす!

    初心者が突然パーを獲ると盛り上がり、冗談や冷やかしの声もかけられ、パーティが笑いに包まれプレーの楽しさが倍増します。

    しかし、ゴルフ初心者の心理は、人知れず二通りに分かれます。

    攻める派と守る派です。

    攻める派は、力み、意気込み過ぎでミスし、守る派は恐れすぎていつもと同じ動作ができず、やはりミスします。

    圧倒的に初心者には守る派が多いのですが、これがダメで100切りを目指すには、結果がどうあれ攻めましょう。

    パーを獲ったら、連続PARを目指すくらいの気持ちでプレーし続け、グリップが硬くならないようにと、肩に力が入り過ぎないようにだけ注意してください。

    数ラウンドは、失敗するかもしれません。

    さらに、もし、2連続パーだったら、3連続を目指してください。

    守って失敗し続けているだけでは、ベストスコアの更新は達成できません。

    スコア72を狙う

    100切りが目標の初心者のベストスコアがでない原因に、バーディを獲ってからスコアを乱す人がいます。

    これは自分ではデキすぎだと勝手に決めつけ、リズムを崩しているのです。

    ほとんどの初心者は、守りに入るのです。

    「何とかこの貯金(バーディ)を持ったままホールアウトしたい」のが人情ですが、メンタルが重要なゴルフでは、それを許してくれません。

    貯金は使い果たしても良いので、ゴルフのスコアは初心者であっても、あくまでも72を目指すべきです。

    可、不可でなく、目標は72ということを常に意識しましょう!

    スコアで勝てない原因は?

    スコアで勝てない原因は?

    スコアを乱さないためには”大たたき”を防がないといけません。

    どうしていつも大たたきを…

    目先の一打に集中できなくなるのが、ゴルフの大たたきの原因です。

    状況はさまざまなのですが、次の一打の「計画」「実行」が間違えているのです。

    プレー中は焦っていたり、イラついていたりしますが、ゴルフは自分で何とかしなければならない競技です。

    イヤな流れを踏みとどまったり、しのいだりするコツは、うまく集中することです。

    集中するには小さな目標を

    このホールのスコアやトータルスコアを数え出すことよりも、今の一打に集中が必要です。

    そのためには「小さな目標」を、設定しつづけるクセをつけると良いです。

    私が100切りゴルファーの頃に心がけていたことはこんなことです。

    • 3パットしても連続はしない
    • 狭いホールのティショットはアイアンでナイスショットする
    • 右側OBのアイアンショットはダフり気味
    • クロスバンカーではダフらない
    • バンカーは1打で出す

    これらは実践的で、最低限のクリア目標としてアドレスに入れます。

    スーパーショットはこの延長上にあり、小さな目標をクリアするために集中し、達成したら心の中で自分を褒めるのです。

    まとめ

    ライバルの存在はプレーに緊張感を与え、楽しませてくれます。

    お互いにベストスコア同士だったりしたら、対人競技ではないゴルフは、勝負がついてもすがすがしさを感じさせてくれます。

    セルフカートプレーが主流になった最近では、オンラインでスコア集計されていて、コンペなどでリアルタイムで表示されます。

    多くのゴルファーはライバルのスコアが気になり、自分のプレーに集中できなくなり乱れてしまいます。

    「いつも帳尻が合う」と嘆く初心者は、ライバルを見過ぎてトータルスコアを意識しすぎてます。

    合計スコアを意識していてもいいのですが、大切なのはこのホールであり、次の一打に全力を注入しましょう。

    その意識が欠けているのです。

  • パー3での大たたきにご注意

    パー3での大たたきにご注意

    初心者がショートホールを迎えると、レギュラーティーですと150ヤードほどと距離が短いので、安心しがちです。

    ドライバーの調子が悪くて左右に曲がっている日でも、「やっと、ショートだぁ、やれやれ…」ようやく落ち着いてティショットできます。

    ところが!

    プレーの流れも変えることができるショートホールは、打つ打数が少ない訳で、大たたきにもなりやすいのです。

    池やOBが多いショートホール

    池やOBが多いショートホール

    ゴルフコースの設計者は、PAR3のショートホールに大きな罠を作ります。

    第一打目に池や崖が眼に入るようにしたり、バンカーを見せてプレッシャーをかけるのです。

    見えない場所にOBを設置したり、凄い受けグリーンで奥からは絶対寄らないように設計したりします。

    初めて行くコースなら、第一打を打つ前によく観察して作戦を考えてください。

    ティショット次第のショートホール

    ティショット次第のショートホール

    ショートホールは、第一打目のティショット次第でスコアが大きく変わります。

    ここまで散々なスコアでも、このティショットが成功すれば、一発逆転で流れを大きく変えることができるのがショートホールなのです。

    ティショットで池ポチャも考えられますし、ナイスオンしてバーディーパットもあり得ます。

    自信があるクラブでティショット

    第1打目のティショットが運命を左右すると言えます。

    これまでの今日の調子をふまえて、一番自信のあるクラブで打つことをおすすめします。

    フルスイングよりも、大きめのクラブで8割スイングを心がけると良い結果になりやすいです。

    ショートでも2オンでOK

    100切りを目指す初心者は、何としてもOBや池ポチャを避けなければなりません。

    グリーンオンを狙わずに、セーフティーエリアをターゲットにして、2打目勝負の作戦に切り替えましょう。

    浮島グリーンでない限りは、必ずどこかに”はなみち”がありますので、1オンを狙わずにそこを目指しましょう。

    軽視していると…

    しかし、残念ながら初心者にありがちなのが、ショートホールで7(+4)とか8(+5)という致命的な大たたきです。

    一般的に初心者は、ショートホールが好きです。

    それはOBや林などがロングホールに比べて少なく、心理的にプレッシャーから解放されているのだと思います。

    ところが、それが良い方向に作用する初心者と、そうでない初心者がいます。

    のびのびショットできると結果が付いてくる方は良いのですが、ある程度緊張感が必要な方は、信じられないようなミスをして、一気にスコアを崩してしまいます。

    ショートホールは打数が少ない分、スコアの浮き沈みが激しいわけで、一打に集中するように心がけましょう。

    よくある、シャンク

    シャンクの原因は、さまざまなアドバイスやレッスンが公開されてますが、上級者でもシャンクすることがあります。

    シャンクはアイアンのネック部分にボールが当たるわけですが、突然シャンクすることも珍しくありません。

    突然シャンクする原因は、シャンクしなかったそれまでと何かが変わったのです。

    私の経験では、パー3のティショットで突然シャンクする方が多い感じがします。

    おさまるので気にしない

    シャンクを止めるには、ネック部分からトゥ(フェース先部分)寄りで打てばよい訳です。

    シャンクが気になる方は、もともとネック寄りでヒットする方です。

    大事なショットでインパクトがズレるのは、リキみや意気込みからくる、ヘッドアップやスイングが早いことなどです。

    いつものリラックスした状態の自分のスイングができなくなっているのです。

    似ているのが「バーディー直後のティショットは気をつけろ」です。

    ⇒スコアアップや上達のカギ?バーディー直後のティショット

    初心者PAR3攻略のまとめ、4打で上出来

    100切りを目指す初心者は、ショートホールではボギーの4打を目標にします。

    100切りを目指す初心者は、ショートホールではボギーの4打を目標にします。

    計画が2オン2パットなら、作戦が変わります。

    ティショットは2打目のアプローチの事だけを考え「打ちやすい花道はどこか?」「下りは避けたいので奥には行かないように…」など、あえてグリーンオンを狙わずに次打を意識してティショットすることが大切です。

    初心者にワンオンはいらない

    時には「OBでなければOK」「池に入らなければヨシ!」という目標も良いでしょう。

    何が何でもグリーンオンを狙うと、大きな罠が待っているのがショートホールです。

    ショートホールの大たたきはスコア的にもキツイですが、この先の精神的ダメージが大きく、避けなければなりません。

    第一打のティショットを打つ前に作戦を考えてから、ティグランドに向かうように心がけましょう。

  • OB無しのダブルパーはダボにできたはず…

    OB無しのダブルパーはダボにできたはず…

    ティショットがOBなら+2なので難しいですが、池やバンカーが絡んでも+4のダブルパーは打たないように防がないといけません。

    100を切りたい初心者ゴルファーは、1ラウンドに+4以上を3回やったら苦しいですよね。

    計算上、一打100ヤード進んでいない

    ダブルパーなら計算上、一打100ヤード進んでいない
    1打100ヤードなのに…

    PAR4のミドルホールでダブルパーの8ということは、グリーン周りからアプローチとパットで3打必要として、そこまで5打使ってます。

    通常のレギュラーティのミドルホールは350~400ヤードなので、計算上はなんと1打100ヤード進んでいません。

    ティショットに原因がある?

    1スイングで100ヤード進むのは難しいことではありませんので、最大の原因は何でしょうか?

    恐らくティショットでドライバーを振り回して曲げてOBだったり、林に入りトラブルになることが主な原因です。

    初心者ゴルファーは第一打を打つ前にこのことを意識しておくと、打つ前のクラブ選択の考え方が変わります。

    まず、どんなカタチでもコース内に100ヤード進めましょう。

    スイングの問題だけでない

    しっかり練習して動画を見てイメージトレーニングをして、準備は完ぺきでラウンドに臨んだ…のに、いつも大たたきから何故スコアを崩してしまうのか?

    「やっぱり、まだまだ練習が足りないなぁ…」と話す初心者ゴルファーをよく見かけます。

    ホントに練習していれば、その大たたきがなかったのでしょうか?

    さらなる練習量でスコアアップを望むのは間違えです。

    大たたきしたホールを振り返るとき、100の壁で悩んでいる方は少し考え方を変えてみましょう。

    初心者は打つ前に既にミスしている

    大たたきしたホールを振り返って、こんな事がよく言われます。

    • なぜ、あの場面でウッドを持ってしまったのか…
    • パターを使えばあんなミス出なかった
    • 池を避けてあまりにも左に行った…
    • 林から脱出を優先させれば…

    ショットのミスばかり悔やんでいると思いますが、スイングの問題だけではなくミスの原因は下記のとおりです。

    • その日の調子の判断
    • ホールマネジメント
    • クラブ選択

    ショットする前に正しいジャッジをしてれば、さらなるミスをくい止めることができたはずです。

    一打でも少なく…努力しましたか?

    うまくいかないホールで投げやりになり、早く次に行きたい気持ちはよくわかります…。

    ストロークプレーの場合、スコアは18ホールの合計です。

    大たたきした後でも、冷静になって一打でも少なくする努力をしなくてはなりません。

    9→8や8→7にする努力をしましたか?

    最後のパットが2mあっても「お先に!」と言ってはずす初心者は、100切りに時間がかかるでしょう…。

    苦しい状況から逃れたい気持ちはよく理解できますが、ピンチの時でも一打を大切にする努力が大事です。

    ホールアウト後に一打に後悔しないようプレーしましょう。

    100打でホールアウトして「あと一打だった…」という初心者ゴルファーを何度も見てます。

    大たたきでも一つ良いショットを思い出す

    8や9のスコアを書き入れるときに、誰でも落胆と疲れがきます。

    ホールを振り返ってタラレバの会話が多いです。

    しかし、大たたきしたホールでも何か一つでも良いショット、プレーを思い出すようにしましょう。

    できるだけ細かいプレーに注目

    • 林からの脱出ショットが芯くった
    • ファーストパットの距離感が良かった
    • 風の読みが合っていた

    などなど、細かいところの良いポイントだけをピックアップして、「悔やむ」ことを忘れる努力をします。

    その時の良いフィーリングを思い出しておいてください。

    大事なのは次の一打

    大事なのは次のティショット
    次の一打が大切

    「ダブルパー以上の大たたきをしてしまったぁ…」と落ち込んで、次ホールのティグランドに向かうあなたが絶対にやってはいけないことは、

    次打のティショットでトラブルにならないことです。

    ナイスショット!は必要ありませんが、林入、チョロ、池ポチャ、ましてやOBは避けてください。

    アイアンでティショットしたり、ハーフショットでもOKです。

    初心者ゴルファーはズルズルとスコアを乱す

    プレーには”ながれ”があり、悪い”ながれ”は、止める作業が必要です。

    100を切れない初心者は、トラブル後にズルズルとスコアを乱します。

    次のホールが「ティショットが狭くてプレッシャーがあるな」とか「今日のドライバーの調子が悪い」ときには、思い切って7Iでティショットしてください。

    キャディや同伴競技者のまわりの目は関係ありません!

    ⇒ゴルフ練習場に行くのにスコアが悪い初心者

  • スコアに致命傷!グリーン周りのミス

    スコアに致命傷!グリーン周りのミス

    グリーン周りのミスはスコアに直結します。

    ザックリ…トップ…!ミスの内容によっては、それまでの好プレーを台無しにして、スコアメイクの良い流れを自ら変えてしまい、ホールアウトまで引きずることもあります。

    好調のスコアで「もうすぐ、ホールアウト」と思っていると、思わぬ大たたきに…

    安心しないで、次の一打の状況を良く考慮してからアプローチ、パットしたいものです。

    ミスするとさらに難しい状況に

    グリーン周りは、傾斜、バンカー、刈り込まれたカラーや池など、コース設計によりたくさんの仕掛けがあります。

    アプローチで大ダフリし、手前のアゴ高いバンカーへ入ったり、トップして砲台グリーン周りの崖下へ打ち込んだりすることがあります。

    そうなると次の一打は、上級者でも難しいアプローチを、初心者が打たなければなりません。

    当たり前ですが、かなりの高確率で寄りません。

    初心者のたった一打のアプローチミスが、+2や+3になるのです。

    そして、そのミスがその後のプレーに悪い流れを引き込むことになります。

    スコアが悪化…グリーンオーバー

    大変なことになるグリーンオーバー

    ゴルフが上手いプレーやほど、グリーン奥に打ち込まずセカンドショットは手前目に打つことが多いです。

    ほとんどのグリーンは受けグリーンといって、手前から少しだけのぼり傾斜になってます。

    奥からの下りのパットやアプローチより、のぼりパットの方がカップインしやすいので、トッププロがグリーン奥に打ち込むことはあまりありません。

    上級者やプロゴルファーでも難しくて避けたい位置に、初心者ゴルファーは打ち込み、大たたきになるのです。

    ミスからの3パット

    ミスからの3パットを防ごう

    せっかく無難にグリーン周りまで来たのに、アプローチでミスしてしまい4オン5オンになって意気消沈してしまい、そこから3パットという経験はありませんか?

    後味が悪い3パットでホールアウトして、次ホールのティショットを4番打者で待つことになります。

    待っているその間に、初心者ゴルファーは前ホールを思い返して後悔し悔やんでいるでしょう。

    打つ順番がまわってきて気持ちの切り替えができていないため、いつもスイングができずにOB…。これでこの日は終わってしまいます。

    ミスしたホールの3パットは、必ず避けなければなりません。

    ファーストパットに集中

    ミスした時に3パットを防止するには、ファーストパットが最も重要で、距離感(タッチ)に集中しましょう。

    ラインのヨミが違っていたり、多少方向をミスしても、タッチが合っていれば残り2mまで寄ります。

    この2mが上りラインのパットになれば、カップインする確率が大きく高まります。

    2パット目が入りやすい位置に寄せるファーストパットのタッチに集中しましょう。

    クラブ選択時に運命が決まる!

    グリーン周りではクラブ選択時に運命が決まる!

    PGA中継などを見て、プロゴルファーがサンドウエッジでスピンをかけてボールを止めて寄せているを観て、マネしたいですよね…。

    100を切れない初心者ゴルファーは、アプローチで躊躇なくサンドウエッジを選びます。

    …結果は、だいたいは寄りません。

    ラフなどの状況によりますが、クラブはロフトがあるほど難易度が高く、パターが一番簡単です。

    なのに、初心者ゴルファーは何の疑問も抱かずにPGA中継のイメージです。

    SWでアドレスしてますが、打つ前の時点でミスが発生しているのです。

    バンカー越えや深いラフ等なら話は別ですが、

    • まずはパターで打てるか?
    • では7Iで転がせるか?
    • 9Iならどうか?
    • PWでは?
    • 最終手段でSWで!

    というのが初心者ゴルファーのクラブ選択の基本です。

    そんな初心者をよく見かけるので、スコアアップに悩んでいる方にこの事をアドバイスすると、これだけで5打くらいは改善されます。

    まとめ ミスは防げなくてもスコア致命傷を避ける

    グリーン周りの状況を観察して、クラブ選択をする時に全力をかける事が大事です。

    • 次打の最悪の結果は何が予想される?
    • どんなミスをしてもグリーンオンしたい!
    • 今日の調子でSWショットは大丈夫なのか?

    クラブを選ぶ時はパターが最優先で、ボールをフワッと上げるよりも、転がすことの方が簡単で、大きなミスになりにくいです。

    サンドウエッジやロブウエッジなどのロフトが大きいクラブは、最も難しいクラブなので初心者は、バンカー以外で使わないことに決めてラウンドしてもいでしょう。

    ミス+3パットは何としても回避

    ミスした時こそ更なるミスを防ぐことを最優先して考えなくてはなりません。

    林からレイアップし脱出しようという一打で大ダフリしたり、木に当ててさらに状況が悪化したりしないように、クラブ選択や脱出ルートの選定をしなくてはなりません。

    グリーン上がミスホールの締めとなるので、ここでの3パットは心理的にかなり重くのしかかります。

    ミス挽回したいと何とか入れにいって強くパッティングしてしまい、ホールを2mオーバー。

    かえしの下りの2mは入らないでしょう。

    次ホールにも悪影響があるので、反省すべきミスしたホールは、必ず3パットを避けてください。

    ⇒ゴルフ練習場に行くのにスコアが悪い初心者

  • バンカーから出なくてスコアが終わる初心者へ

    バンカーから出なくてスコアが終わる初心者へ

    スコアアップに欠かせないのが、バンカーショットです。

    何度打っても出なくてゴルフをやめてしまう初心者や、同伴競技者の同情のような急かされるような視線によって、何とも言えない空気がラウンドを楽しくなくします。

    アゴが深いバンカーや目玉になると大ピンチでソワソワする初心者は、それまで好スコアでも1ホールで台無しにした経験があるゴルファーもいるでしょう。

    100切りを目指す初心者でも、バンカー処理を克服すると一気にスコア上達が期待できます。

    • バンカーを恐れたり気にしなくなる。
    • ピンチを脱して流れを変える。
    • 深いラフよりバンカーの方が楽になる。

    バンカーを克服すると上記のような効果があり、さらにゴルフが好きになるでしょう。

    バンカーは誰でも簡単に脱出できます。

    絶対目標、一打で出す。

    絶対目標、一打で出す。

    ゴルフスコアは結果が全てなので、バンカー内のボールがどんな状況でも最低限の目標として”一打で出す”ことが求められます。

    いくら良いバンカーショットでも、次打が同一バンカー内なら失敗です。

    「出たけど別のバンカーにイン…」なら合格です。

    なぜなら出た結果、たまたま別のバンカーがあったわけで、同一バンカーから抜け出せない事とは内容が大違いで、次打の脱出確率がかなり高いでしょう。

    初心者の最低限の目標として一打でバンカー脱出なのです。

    何打もたたく初心者は一打目がおしい!

    バンカーから出なくて10打?それ以上かも…。なんてことを聞いたことありませんか?

    100を切れる初心者でもバンカー内10打は有り得ます。

    この大たたきの特徴は1打目が一番おしいショットが多いです。

    2打目、3打目はなぜかトップする初心者が多く、2打目でダフれるゴルファーはすぐに脱出できます。

    10打以上たたく初心者はボールの横をたたくトップが多く、脱出できたとしてもトップミスではガードバンカーからピンに寄りません。

    ロブショットの練習をする

    ロブショットの練習をする

    高低差が少ないバンカーもありますが、大体のバンカーは深さ数十cmあり、中には1m以上やアゴがあったりします。

    ゴルフ初心者には難しいショットですが、チップショットというボールを浮かせる技術がないといけないのです。

    バンカー練習場がなくても、ラウンド前に球を浮かせる練習ができれば、バンカーショットイメージをつかむことができます。

    少しダフリ気味でもアゴのあるバンカーから脱出できます。

    ウエッジを開いて打つロブショットができれば、どんなバンカーでも1打で脱出できるので、安心のために練習しておく必要があります。

    転がすことや後ろに打つことも検討する

    高低差がない時や雨後で砂が締まったバンカーは、グリーン上と同じように考える事ができます。

    ボールをクリーンにヒットするパターやランニングアプローチで転がす作戦が奏功すると思います。

    バンカーショットは必ずしもサンドウエッジでなくも良いのです。

    初心者はまず最初に転がすことができないか検討しましょう。

    アゴに目玉、出たとしてもオーバーしたら池、1m以上の高低差ポットバンカーなど、脱出成功確率が極端に低い時は、考えを切り替えて横や後ろに打つことも検討しましょう。

    初心者のバンカー練習にボールはいらない

    「ゴルフ練習場にバンカー練習コーナーがあればなぁ…」というゴルファーもいると思います。

    なかなかバンカー練習の機会がないという初心者でも上達の方法があります。

    バンカーから出ない原因は前記のとおり、ボールの手前3cmにサンドウエッジヘッドを入れることができないからです。

    ”カツっ”て音のトップでは脱出できない

    トップでは脱出できませんので、必ず球の手前にヘッドを入れる練習が有効で、バンカーショットというのは、かなりダフっても出ます。

    練習場でボールの3cm手前を狙い、必ずダフる練習をしておけば良いのです。

    私の学生時代はグランドに1本の線をひき、跨いでスイングして線に正確にヘッドを入れる練習を延々としてました。

    クロスバンカーはトップしよう

    グリーン周りのガードバンカーで苦戦する人は、グリーンからは遠いクロスバンカーが得意なプレイヤーが多いです。

    アゴが高くないクロスバンカーなら、トップすれば大体出ます。

    不得意な初心者はハーフトップの練習をするだけです。

    難しいなら70%くらいのハーフスイングにしてみてください。

    まとめ

    バンカーが上手なプレイヤーはスコアアップが早い

    バンカーが上手なプレイヤーはスコアアップが早いですし、同伴競技者からスコア以上に好プレイヤーに見えます。

    サンドセーブ(バンカーから寄せワン)すると、ピンチからの無事生還で、次ホールからの流れが良くなりスコアに大きな影響を与えます。

    さらには、セカンドショットで大きなアゴのガードバンカーがぽっかり口を開けていても、バンカーショットに自信があると意外と入らないものです。

    恐れれば恐れるほどバンカーインするものです。

    ゴルフ練習で見落としがちなバンカー練習は、スコアアップ、ゴルフ上達で大切なのでラウンド前に必ず準備しておきましょう。

    ⇒ゴルフ練習場に行くのにスコアが悪い初心者