Blog

  • 練習してるけど?ゴルフのセンスがないかも?

    練習してるけど?ゴルフのセンスがないかも?

    「ライバルに勝ちたいし、コンペで上位を狙いたい!」

    そんな思いで練習に打ち込む初心者ゴルファーが多いと思います。

    ラウンドすると全然、練習成果が発揮されていないような気が…。

    疑心暗鬼になっている初心者ゴルファーに伝えたいことがあります。

    ゴルフセンスがなくても80は切れる

    シングルプレーヤーはスコア82を切れば良いわけです。

    このスコアを初心者は憧れで、もはや夢と思うかもしれません。

    私はゴルフの才能がなくても、どんな人でも80は切れると思います。

    82は+10なので8個のホールでパーセーブすればOKです。

    10ホールでボギーでも良いのです。

    100切りが目標の初心者には「ムリムリ!」と思うかもしれません。

    8ホールのパーはアプローチとパットが安定してくれば、それほど難しい事ではありません。

    まず、グリーン周りの上達が最もスコアに現れてくるのです。

    練習した球数とスコアアップは比例しない

    初心者のスコアに影響するのがアプローチとパットなのです。

    勘違いしないでいただきたいのが、ゴルフ練習場で打ち込んだ球数とスコアアップの関係です。

    初心者は

    球数打たなくちゃスコアアップは望めない

    と、思いがちです。

    確かにダフリトップが少なくなり、100切りに挑戦するくらいまでショット練習は必要です。

    120~130程度から100くらいまでスコアアップしてきたら、大切なのは球数ではありません…。

    どんどん球数増やして一気に100切り!

    と、いうのは間違いです。

    スコアのほとんどはパット数

    ゴルフスコアの基本は72で36ショット+36パットです。

    完璧なショットで36でも全ホール3パットすれば、90になってしまいます。

    練習場で身につけたショットの完成度は確かに大切です。

    スコア以外にもプレーの流れを変えたりするメリットもあります。

    ただ、スコア上でショットの占める割合は半分なのです…。

    初心者のスコアに影響するのは、アプローチとパットです。

    練習場で打つ条件はコースでは有り得ない

    練習場では平らでライが良く、OBや池のプレッシャーも無しです。

    さらに急かされることなく、虫もいないし無風で自分のタイミングで打てるので、ラウンド中の状況とは全く違います。

    あくまでも打ちっぱなしなのです。

    ロストボールになる心配もありません。

    ストロークに入る精神状態がコースとは違うのです。

    打ち放題での練習を否定しませんが、このことを念頭に打ちっぱなし練習場に通ってください。

    ショートパットでわかるゴルフの才能

    初めてゴルフをする人に最初にパターを渡します。

    30分ほどパット練習して、1mのパットを5回ほど打ってもらいます。

    これである程度、ゴルフの才能を見抜けます。

    パットの仕草や打ち方、リズムやタイミングでセンスが見えます。

    ゴルフの才能がわかります。

    ゴルフにおいて、練習で技術が向上する部分は、ショットが大きいでしょう。

    野球でも守備は練習することにより、技術が大きく向上します。

    しかし、バッティングではリトルリーグで長距離を打てない打者が、高校や大学で四番を打つ強打者に変化することは稀です。

    ゴルフでドライバーやアイアンショットは練習で技術向上幅が大きいと感じます。

    でも、ショートパットは持って生まれた才能が占める割合が大きいと思います。

    ショートパット以外は練習で上達幅が大きい

    ショートパット以外は練習で上達幅が大きい

    4m以上のミドルパットやそれ以上のロングパットは、練習により十分に上達可能です。

    この距離が最初からうまい人はあまりいません。

    学生時代にそれほどでもない人でも、猛練習してロングパット巧者になったゴルファーもいます。

    ラインをよむにも経験が必要で、才能だけでは困難です。

    ショートパットが苦手でも、ファーストパットで30cm以内のOKまで寄せれば、3パットはありません。

    このことが気楽に打ててリラックスでき、グリーンオンを狙うショットにも好影響がでてきます。

    ショートパットがヘタだと悲観している人へ

    では、ショートパットはうまくなれないのでしょうか?

    短いパットをいつもはずす人は、正しい動作ができていない人です。

    はずす恐怖を異常に感じすぎたりしています…。

    場数で慣れたり、割り切れたりして改善することがあります。

    私が効果があったのは1mくらいはいつものパターヘッドの動き(残映像)を思い出して重ねるようにストロークしてました。

    強く握り過ぎたり、ヘッドアップしたり、前傾しすぎたりと、ショートパットミスにも色々と技術的なミスもあります。

    パットに才能がないと悲観せずに、しっかりとパットを練習しましょう。

    まとめ、100切りに才能関係なし

    100切りに才能関係なし

    才能やセンスは、どんな物事にも向き不向きがあります。

    それは好き嫌いが必ずしも一致しません。

    ゴルフ大好きなのにセンス無し…

    も、あり得ます。

    しかし、

    センスがないから、100を切れないということは絶対有り得ません

    考え方や練習方法、取り組みが正しくないのです。

    アタマで理解できれば、あっという間に上達できるでしょう。

    100を切れない初心者はアプローチとパットのレベルアップを

    打ちっぱなし練習場も有効ですが、できるだけラウンド回数を増やすことが上達の近道です。

    スタート時間の90分以上前にコースに到着し、練習グリーンでロングパットの練習をしましょう。

    アプローチとバンカー練習場が併設されているコースなら、ランニングアプローチを中心に実際の芝から打つ感覚を身につけることが大変役に立ちます。

    できることなら、ラウンド終了後にパット、アプローチ練習をしてください。

    ラウンド中の反省をすることが最も効果的な練習法です。

  • スイングを固めるというウソ。固まりません。

    スイングを固めるというウソ。固まりません。

    初心者がスコアが良くならないのは、「スイングが固まってないから…」「球数をたくさん打ってスイングを固める…」なんてよく聞きます…

    スイングは固まりません。

    スイング(打つ動き)が慣れていくことはあっても、人間である以上、いつも同じ動きができるようになることは有得ません。

    ゴルフ初心者が陥りやすい誤解について、私の経験を通して解説したいと思います。

    打ち放題でたくさん打てばスイングが固まるのか?

    一日1000球打つことは効果的な練習方法とは思えません。

    ゴルフを始めたばかりで、一定量の打数を練習場で打つことは必要です。

    初ラウンドまでには、1000球ほど打って練習してからコースデビューが望ましいですね。

    ラウンドでの実戦から課題を見つけることを先行すべきで、初ラウンドの前にそれ以上、球数を打つ必要はないと思います。

    多量に打っても…

    もくもくと一日中練習場で打ち続けているゴルファーを見かけますが、下記の方以外は、あまり意味のない練習方法だと思います。

    • 運動不足やストレス解消
    • いろんなスイングやアドレスを試すため
    • 新しいクラブを試すため
    • 暇つぶしや気分転換
    • 固めるというよりスイングイメージを固定する

    身体は機械でないので、動きをプログラムすることはできず、せいぜい慣れや覚えておく程度です。

    一晩寝れば、体調はまったく違うことになり、スイングの動きに誤差が出ます。

    私も一日1000球打ったことが何度もありますが、今思えば、効果的な練習方法とは思えません。

    スイングも忘れます、記憶のように…

    ゴルフのスイングも暗記した記憶のように忘れていきます。

    いくら良いスイングをできていても、10日程度練習しないと、ぜんぜん別人のようなスイングになったりするものです。

    暗記した記憶のように忘れていきます。

    なので、練習場では同じ動きを毎回できるようにするよりも、どんなスイングだとどういう弾道になるのかという研究のために球数をつかうことの方が有意義だと思います。

    • Aのスイングだと→1の弾道になる
    • Bのスイングだと→2の弾道になる
    • Xのアドレスだと→8の弾道になる
    • Yのアドレスだと→9の弾道になる

    ラウンド中にはできないことを、ゴルフ練習場でたくさん経験しておくと、トラブルを回避できます。

    どうしても練習したいゴルファーへ

    それでも「練習量こそ上達の道」と考える体育会系の方は、一日まとめて多量に打つよりも、少量を毎日練習する方が効果がある事を認識してください。

    スイングを覚えておいて忘れないことが、安定の秘訣です。

    ですから、毎日数十球打ち続けるのが、ゴルフで最も効果的な練習方法です。

    そんな環境にいるゴルファーはわずかですが、毎日クラブを持ち素振りするだけでも良いので、スイングの動きやクラブの長さ重さを、忘れないようにすることが上達の秘訣です。

    スイングのクセは、なおさない

    打ちっぱなし練習場で多量に打つことにより「自分の悪いクセ」を治そうとしているゴルファーがいます。

    クセはなかなか治るものではありません。

    クセがないプロゴルファーもいないもので、何十万発も打てば別ですが「球数を多量に打てばクセがなおる」と考えるのも少し安易な考え方です。

    海外のトーナメントを見てると、外国人選手は個性的なスイングのプレイヤーも多いと思いませんか…?

    究極目標は同じスイングをすること

    ゴルフのスイングでもっとも大事なことは「同じスイングをする」こと

    ゴルフのスイングでもっとも大事なことは「同じスイングをする」ことです。

    クセが良くないのではなく、体調やコース状況、心理によりクセの幅が大きくなることが問題なのです。

    どんな状況でも、同じ動き同じスイングができるならクセがあってもいいのです。

    シンプルを心がけて

    いつも同じスイングをするためには、確かにクセがないスイングが近道です。

    なので、プロゴルファーのレッスンでは、シンプルなスイングを目標に指導されます。

    シンプルなスイングは、プレッシャーがかかる場面で心理的に追い込まれていつも違う動きになっても、クセのあるスイングより、スイングプレーンのブレ幅が少ないのがメリットです。

    練習法は、どうすれば曲がるか?の確認

    打ちっぱなしでの練習法は、どうすれば悪い球が出るのか試すこと

    おすすめの打ちっぱなし練習法は、どうすれば悪い球が出るのか試すことです。

    • 「こんなバックスイングだと、あんな弾道になりやすいのか…」
    • 「このアドレスはスライスしやすいんだな…」

    という経験を重ねることで、ストロークの違いがわかれば、結果的にスイングプレーンが安定することになります。

    同じ動きを繰り返して「固める」と考えるよりも、悪い動きを覚えて防止すれば、結果的に”固まる”に近くなります。

    いつも違う身体のコンディションなので

    人間の身体は、毎日コンデションが違います。

    朝から身体が重く感じる日もあれば、寝起きが良くて気分が良い日もあります。

    体調によりその日によって違うので、スイングはいつも手直しするイメージが大切です。

    いつもと違うので調子が上がらないということは当たり前で、すぐに対応できる調整能力が必要なのです。

    出だしの3ホールで調子をつかんで、対応できる能力をつけるのが理想です。

    久々なのに調子が良いのは?

    誰もが経験があると思いますが、久しぶりのラウンドなのにとても調子が良い、ことありませんか?

    弾道が曲がらず、距離感も合う、そんな経験があると思います。

    しかし、長くは続かずハーフターンしたあたりから、次第に曲がりだし調子を崩すパターンがほとんどです。

    久しぶりに急にラウンドして曲がらないのは、恐る恐るスイングしてるので、力が入ってないことが要因です。

    慣れてくるとリキみが入り、スイングプレーンがぶれて曲がりだします。

    それを理解できれば、久しぶりのラウンドや体調が悪い時でもまとめる能力が付くと思います。

  • パットの距離感が良い日はイケる!

    パットの距離感が良い日はイケる!

    パットの練習といえるのは室内にある2mくらいのマット練習がほとんどでしょう。

    15mもあるロングパットの練習というのは、コース以外ではあまり練習できないものです。

    なのに、パットの距離感が合う日と、合わない日がありませんか?

    パットの距離感が何となく合う日は、初心者ゴルファーにとってベストスコア更新の大チャンスなのです。

    ゴルフ初心者は知らない重要なパット距離感

    ゴルフ初心者は知らない重要なパット距離感

    パッティングで最も大切な距離感を初心者ゴルファーはよく理解していません。

    どうしてもショートパットをはずしたり、3パット、4パットの悪印象が残っているのですが、それらはどれもパットの距離感が影響しているのです。

    最初の3ホールでわかる

    朝のスタート前に練習グリーンでもその日の距離感の善し悪しがわかるのですが、実際のコースの本グリーンとは速さや芝質の条件が違うこともよくあります。

    なので、スタートして3ホールほど終われば、その日の距離感が合うか合わないかはわかります。

    見た目で打っても「転がりが一定」「1ピン以内に」「あまりキレない」「同伴者が見ても入りそう」なんて感じだと、今日のパット距離感は良いです!

    距離感が良い時は入らなくても惜しい

    調子が良い日は距離感が合うのでカップインしなくてもOKになります。

    すぐに次ホールの準備ができるのでテンポ、プレーリズムも良くなります。

    また、何となく3パットの心配がないので、あまりラインを読まなくてよく、流れに任せてパッティングできます。

    距離感がいい日は、イメージだけでパッティングすると結果が良くなります。

    アプローチも良くなり…

    グリーンの距離感が合ってくるとアプローチショットも寄ります。

    ランニングアプローチも転がりをイメージしやすくなるからです。

    アプローチに自信が出てくると気楽にショットできるので、グリーンを狙うショットにも好影響が出てきます。

    プロゴルファーや上級者も調子が上がるきっかけはパッティングからで、調子を崩すのもパッティングからがほとんどです。

    初心者がスコアアップするためのパット距離感

    では、ゴルフ初心者がスコアに直結するパット距離感をつかむために、どのように考えて準備すれば良いのでしょうか?

    ファーストパットの距離感がすべて

    初心者ゴルファーが100切りのために最も重要なストロークはファーストパットです。

    心構えとしてはどんな距離のファーストパットでも3パットを防ぐことを第一に考えましょう。

    そのために必要なことはラインの読みよりも距離感が重要なことに気づくと思います。

    フックをスライスに間違えて読んで打っても距離感が合っていれば2m以内に寄ったりします。

    ライン読み2割、距離感8割くらいを目安に集中しましょう。

    パンチが入ることも…

    調子が良いとついつい狙ってしまい3パットすることもあります。

    しかし、「今日は距離感が合っている」と心中で念仏を唱え切り替えましょう。

    100を切ろうとする初心者ゴルファーには3回程度の3パットも許されます。

    距離感が良い日は必ずスコアが良くなりますので、3パットしても辛抱することをいつもより大切にしましょう。

    朝のパット練習がカギ

    スタート前の練習グリーンでは10m以上のロングパットの距離感を確認してください。

    狙ったカップに寄らなくても、3球打って全て同じような位置に止まれば、今日は距離感が合っています。

    上りと下りのパット両方を確認しましょう。

    頭の中でこのコースの転がりをイメージすることが大切です。

    ショートパットも無問題

    距離感が良い日はショートパットも入ります。

    「短いパットをよくはずす」という初心者ゴルファーも実は距離感が大きく影響していることに気づいていません。

    短いショートパットは大きくキレるライン以外は、プレーヤーのストロークに問題があります。

    スタンスやバックスイングなど正しくストロークできれば、多少ミスしても2m以内のパットは必ず入ります。

    距離感が良い日はショートパットも入ります。

    それは、今日は正しいパッティングストロークができている日だと言えます。

    距離感が悪い日は多くの工夫を

    いつも距離感が良いとは限りません。

    コースによって芝目や速さが変わり、いつも短時間でそれに対応していかなくてはなりません。

    パット距離感がとても重要なことが理解いただけたと思いますが、では距離感が悪い日はどうすればよいのでしょうか?

    ラウンド中にいろいろ試そう

    自分なりにいくつかチェックポイントを覚えておくと、悪い日に調子が上向くきっかけになると思います。

    3ホールほど経過したら調子がつかめるので、早い段階で調整できる能力を身につけましょう。

    転がりを一定させるために観察しましょう。

    • グリップを柔らかく
    • ヘッドアップ抑制
    • アドレス方向確認
    • 前傾し過ぎ
    • テークバックが速すぎないか

    自分なりにいくつかチェックポイントを覚えておくと、悪い日に調子が上向くきっかけになると思います。

    スコアアップのためにはティショットよりもファーストパット

    ティショットは豪快で飛距離もでるので「今日はイケる!」などとなりがちですよね。

    しかし、100を切りたい初心者ゴルファーのティショットはOBでさえなければそれで充分です。

    同伴者もよほどの上級者でない限り、ファーストパットの重要性について気づいていない方が多いです。

    次のラウンドからはファーストパットに注目てみてください。

    ⇒スコアに致命傷グリーン周りのミス!

  • スライスで悩んでいる人へ、効果的ラウンド練習法

    スライスで悩んでいる人へ、効果的ラウンド練習法

    「スライスがなおらない」と練習場に通って何球打ってみても効果は期待できません。

    動画を見て研究してもコースでスライスが出てしまうでしょう。

    初心者に多いスライスミスを何とか減らしたいゴルファーに参考になりましたらうれしいです。

    スライサーはコースの左サイドのみで

    次のラウンドでフェアウェイ中心から左右半分に分けて、全ショットでボールがどちら側に行ったかを記録してください。

    スライスで悩んでいるあなたは、コース右側を使っていることが多いでしょう。

    18ホールで一度も左に行かないということも…

    ひどい人は18ホールで左側のトラブルが一度もないスライスゴルファーもいます。

    どんどん右目右目に進んでいくのです。

    ある程度難しいコースは、フェアウェイ中心がわずかに高く設計していて左右に行くと馬の背にようになり、右側に行くと”つま先下がり”のスタンスになります。

    そうなると、さらにスライスしやすくなりケガが大きくなってしまいます。

    フェアウェイ左半分を使うように心がける

    フェアウェイ左半分を使うように心がける

    コンペや競技ではない気軽なラウンドで試してほしいのは、コースを半分に分けて左側半分だけを使うように心がけましょう。

    しっかり意識しても左サイドにボールが行かないと思います。

    たぶん、右サイドギリギリのOBゾーンに飛んでしまったりします。

    なぜ、そうなるのでしょうか?

    そもそもアドレスで左サイドを向いてない

    これは最も可能性が高いと思います。

    自分でアドレスしたら同伴者に見てもらえばすぐにわかります。

    この時にスタンスはかかとを基準に見てもらうようにしましょう。

    足のスタンスだけではなく肩の向き、骨盤の向きも見てもらいましょう。

    さらに自分での確認としては、ボールの位置が右足側に寄り過ぎてませんか?

    右足側に寄り過ぎだと肩やひじが結局右向きになりやすく、スイングプレーンもカットに入りやすくなります。

    スライサーのほとんどはアドレスに原因があります。

    弾道が変わりはじめる

    ラウンド中の左サイド練習法は効果がある人だとスライス軌道でも弾道が強く「とらえたスライス」になります。

    正しいスタンスに戻っただけ

    なぜ、スライスがなおったかというと、今までが間違ったアドレスであり、強い弾道が出るのは正常なアドレスに戻っただけなのです。

    アドレスが誤っていると正常な方向、高さからクラブが入りません。

    多くのスライサーはアドレスを間違えているのです。

    狙いをいつも通りに戻してみよう

    コースの左半分にボールが行くようになったら、ターゲットを正常に戻しても大丈夫です。

    いつも通りに戻してもアドレスの方向は必ずチェックするように意識付けしましょう。

    またスライスが出始めたら、時間をかけて左側に狙いを定めてください。

    完ぺきなアドレスがとれれば、クラブを上げて下すだけでボールの方向が大きくブレることはないのです。

    シャンクが出る人は…

    シャンクが出るゴルファーに共通するのは、いつもクラブのネック側で打つゴルファーです。

    私はフックが持ち球ではじめた時からクラブのトゥ側(ネックと逆の先の方)で打つタイプです。

    なので、30年でシャンクに悩んだ経験は皆無です。

    シャンクをとめるにはネック側で打たなければ良いだけで、練習場でトゥ側で打てるように努力しましょう。

    アドレスの大切さがわかる

    アドレスの大切さがわかる

    上手いゴルファーを見るとアドレスに入って構えた時に、ミスをする感じがしませんよね?

    つまり、スタンス、肩、ひじ、クラブフェースがきっちりとターゲットの方向を向いているのです。

    初心者ゴルファーの最重要課題

    初心者ゴルファーはトップの位置やインパクトのカタチ、フィニッシュのとり方を聞いてきます。

    それも大切なのですが、100切のスコアアップを目指す初心者ゴルファーに最重要なのは良いアドレスをつくることなのです。

    良いアドレスができていれば、はやくて多少悪いスイングでもOBにならなかったりします。

    練習場でもやってみよう

    打ちっぱなし等の練習場ではマットの上に線があったりしてアドレスのことを考える機会が少ないでしょう。

    やり過ぎは危険なので禁止されてますが、練習場でも1球ずつターゲットを左右にかえて打つ練習がアドレスをつくる練習法です。

    正しいアドレスをつくるルーティーンができるととてもいいと思います。

    アドレスの方向と密接なボールの位置

    アドレスの不調は片手シングルの上級者でもよくあります。

    「ショットの調子が悪いんだけど見てもらえる」と上級者から相談されると、ほぼアドレスにトラブルがあります。

    作用するのはさまざまなケースがありますが、ボールの位置がしっくりきて強い弾道に戻るといったことが多いです。

    上級者はスイングプレーンのブレが少ないので、アドレスの方向やボールの位置次第ですぐに弾道が変わります。

    ボールの位置も研究しよう

    ボールの位置が右足寄りか左足寄りかで、肩の方向が変わってしまうことがあります。

    右足にボールが寄ると、差し込まれた感じになり窮屈になります。

    反対に左足に寄ると、野球で言う迎えに行ってオヨいだスイングになります。

    いずれにしても正しいインパクトではないので強い弾道は得られません。

    近すぎたり、遠すぎたり

    ボールの位置が体から近すぎたり遠すぎても弾道が変わります。

    私の場合はフックを防ぎたいときは、体に近づけてクリーンに打ち、スライス防止の時は遠くに置きダフリ気味に打つようにしてます。

    あまり明確な基準はありませんが、練習場で試してみて「打ちやすい」と感じる位置が良いのではないでしょうか?

    良いアドレスをつくる動作を練習しよう

    良いアドレスをつくる動作を練習しよう

    練習場で打ち放題ばかりやってても効果的な練習とは言えません。

    正しいアドレスをつくる動作は室内でもできます。

    コースロケーションに惑わされないようにアドレスできれば、難コースも攻略できて難しい条件ほど実力が出るようになります。

    スライスで悩む初心者ゴルファーは、まずはコースでラウンドした時に、18ホールで左サイドに行った回数を数えてみてください。

    ⇒初心者はアドレスで右を向きがち!

  • スコアアップにはハンディキャップ1に要注意!

    スコアアップにはハンディキャップ1に要注意!

    スコアカードにはスコア欄やパー欄のほかに、HDCPとしてハンディキャップの数字が表示されてます。

    そのホールの難易度を示す数字で、1が最も難しいホールで18が最も簡単なホールです。

    27ホールのコースなどでは1~9の表示になっていることもあります。

    難しいHDCP1のホール

    難しいHDCP1のホール
    ワナだらけのHDCP1のホール

    初心者ゴルファーは気づかずにプレーしている方が多いですが、けっこうHDCP1や2のホールで大たたきしていると思います。

    1ホールで大たたきすると戦意を喪失してしまう可能性もあり、100を切るためには絶対防がないといけません。

    距離が長いホールが多い

    HDCP1のホールはパー4のミドルホールでも400ヤードを超える長いホールが多いです。

    初心者ゴルファーが最も陥りやすいミスとしては二つあります。

    • 長いホールと認識してティショットする時にチカラが入り、いつもスイングができずに1打目でトラブルになる。
    • ティショットがまずます成功して2打目地点で残り距離を聞き、200ヤード以上のセカンドショットにチカラが入りミスしてトラブルになる。

    長いホールは物理的な距離よりも、聞いた時の残り距離の長さがプレッシャーになることが大敵なのです。

    これはパー3のショートホールにも同じことが言え、初心者ゴルファーは200ヤード以上のショートホールでティショット成功率が低いのではないでしょうか?

    グリーンが難解

    これもよくありますがグリーンが二段三段だったり、読めないアンジュレーションだったり、傾斜がきつかったりします。

    オンしても3パットしやすくスコアになりにくいホールとなります。

    砲台グリーンや深いガードバンカーが配置されたり、深いラフや逆目のラフがあったりしてアプローチショットも難しくしている時もあります。

    グリーンに到達するまでにトラブルがあると、最後にグリーン上や周りでさらにミスをすることになり大たたきへと一直線になります。

    OBや林、池が配置されている

    当然ですがショットを曲げるとOBや池などのハザードが待ち受けます。

    HDCP1の難ホールに多いのがハザードを見えにくい箇所に配置したり、傾斜で崖下へ誘導するような仕掛けがあるホールもあります。

    フェアウェイが広く見えても実は右半分は傾斜がきつく打ってはいけないエリアだったりします。

    このようにHDCP1のホールはコース設計者が意図がよくあらわれているホールが多いのです。

    ロケーションがすごい

    HDCP1のホールでたまにあるのが、浮島グリーンや崖越えショットなどプレッシャーがかかるショットを要求されることです。

    いつもスイングをさせないように、ティーグランドの景観でプレッシャーをかけてきます。

    セカンドショット地点に行くとそれほどでもないホールを、難しく見せるように工夫されてます。

    林の裏側は広かったり、OBエリアを超えれば広いフェアウェイがあったりするのです。

    初心者ゴルファーが難ホールを攻略するには

    では、100切を目指す初心者ゴルファーがスコアアップするために、どのようにHDCP1のホールを攻めればよいのでしょうか?

    スタート前にHDCP1、2、3、4のホールをチェック

    スタート前にスコアカードを見てHDCP1~4までのホールにチェックを入れましょう。

    スタート前にスコアカードを見てHDCP1~4までのホールにチェックを入れましょう。

    その4ホールはダブルボギーでOKです。

    大たたきを防ぐことが目的で、スタート前にホールマネジメントするのです。

    それでもトリを打ってしまうので、どこかでボギーを獲り4ホールで8オーバーまでに抑えるマネジメントをしてください。

    400ヤード以上のホールでもキザもう

    長いホールでのミスはリキみによるスイングミスが主な原因です。

    スコアメイクするためには敢えて1Wを持たずに5Ⅰでティショットして曲がりを抑えるのも良いジャッジです。

    150Y+125Y+125Yで400Yなので4打目はグリーン周りに居れば上出来で、何とかダボでホールアウトしたいですね。

    しっかり決断してティショットできるかが問われるでしょう。

    スイングすることに集中する

    崖超えや池超えのプレッシャーがかかるショットでは、いつもスイングができません。

    はやくなったりしてバックスイングからいつもと違うのです。

    練習場に行く方は練習中にイメージして、その一打をしっかりスイングできるようにクセ付けしましょう。

    プレッシャーがかかる時のスイングは小手先の筋肉は頼りになりません。

    緊張したら背中や下半身の大きな筋肉を使うことを意識しましょう。

    大きな筋肉は鈍感でプレッシャーを感じにくいでしょう。

    ピンより奥に行かない

    グリーンの奥は難しいようになってます。

    難ホールはグリーンにも罠が仕掛けてあります。

    全部ではないですがグリーンの奥は難しいようになってます。

    下りがきつい傾斜や順目で寄らないのです。

    HDCP1の難ホールを攻略するには鉄則なのですが、グリーンオンしなくてもいいので「手前から」は重視しましょう。

    100切りを目指す人もホールマネジメントを

    HDCP1のホールは難しいですが他のホールにはチャンスがあります。

    スコアアップを目指す初心者ゴルファーは敢えて難ホールを攻める必要はないのです。

    難しいホールは防御をしてチャンスが来たら攻めていくホールマネジメントが重要です。

    100きりを目指すゴルファーはとにかくガムシャラにプレーする方が多いですが、しっかり考えてプレーするのはゴルフの楽しみ方の一つです。

    スタート前にスコアカードをみて計画しましょう。

  • スコアアップや上達のカギ?バーディー直後のティショット

    スコアアップや上達のカギ?バーディー直後のティショット

    初心者がバーディーで盛り上がるホール間移動の時、きっとスコアの事もいろいろ考えていることでしょう。

    しかし、残念ながら、オナーとなり一番最初にティグランドに立つ初心者がナイスショットするのを見たことはほとんどありません。

    しかも、こんな時に林入、OBなど、かなり大きなミスになることがあります。

    気負いなのか、リキみなのかわかりませんが、心理的に何かが作用していることは確かです。

    守りに入るのか、欲なのか

    バーディーをとった後のゴルファーの心理は二つに分かれます。
    次ホールを攻めるか守るか?

    見事にバーディーをとった後のゴルファーの心理は二つに分かれます。

    せっかくとったバーディーを守りたい!

    せっかくとったバーディーを守りたい!

    本当に気持ちがよくわかりますが、どんな競技も攻め続けないと結果がでません。

    スイングが小さくなりタイミングが狂うことでミスショットが連発します。

    スコアをまとめようと守りにいくと、いつものスイングができなくなるのです。

    小さな動作のパットスイングですら正常に打てません。

    勢いづいて…

    バーディーをとったことでティグランドに力強く上がっていくゴルファー

    バーディーをとったことでティグランドに力強く上がっていくタイプです。

    リキみでスイングが早くなり、ダフリトップ等びっくりするくらいのミスショットが出たりする方です。

    欲深いゴルファーでリキみが原因となりミスするケースですが、守りに入るより上達が望めます。

    攻めながら守るには?

    では、バーディー直後のティショットを無難にクリアするにはどうしたらよいのでしょうか?

    同伴者からイジられたりして、いつもの精神状態では打てません。

    心がけることは「いつものスイングをすること」だけに集中しましょう。

    頭の中に練習場でも前ホールでもいいので自分の打った時の映像を思い出してなぞるようにスイングするのです。

    プレッシャーがかかる場面では、グリップを強く握ったり肩に力が入らないように、腹筋や下半身に最初から力を入れておきます。

    スイングの「ユルみ」は禁物で、私がプレッシャーがかかる場面では、グリップを強く握ったり肩に力が入らないように、腹筋や下半身に最初から力を入れておきます。

    当然、ハーフスイングにならず振り切ることが必要になってきます。

    初心者ゴルファーが連続バーディの可能性

    100切りゴルファーの心理がいつも通りではない状態で、連続バーディの可能性は極限まで低いでしょう。

    でも、もしパーやボギーであっても上出来で、その後のホールマネジメントが大きく変わります。

    ティショットさえ成功すると…

    バーディー直後のティショットが無難にフェアウェイをとらえたゴルファーは、その後のスコアは安定していくことが多いです。

    セカンドショット、サードショットでミスが出ることもありますが、ティショットほどのプレッシャーはないはずです。

    それほど初心者ゴルファーにとってバーディー直後のティショットは、スコアアップに向けて大事なのです。

    やはり”リキみ”が出てしまう

    ミスのほとんどが「早い」「強い」スイングになりいつもと違って安定しません。

    しかし、狙いに行く姿勢が悪いのかというとそうではなく、スイングに”リキみ”が出ることがいけないのです。

    満足してしまったり遠慮しすぎる人も結果はよくありません。

    前のホールのバーディを忘れるようにして貪欲に攻め続ける姿勢が必要で、プロもアマもレベルに関係なく必要なことになります。

    グリーン上で攻めることができたか?

    バーディの次ホールのパッティングはどうでしたか?

    3パットだとしてもしっかりと強めに打ててたでしょうか?

    パッティングに攻め守りの姿勢が出るときもあるので、思い返してみるのがおすすめです。

    100きりレベルでもバーディを目指そう

    スコアがボギー、ダボペースの初心者ゴルファーでも、ティショットが成功したらバーディーを目指しましょう。

    パーとは違いバーディーは獲りにいかないと獲得できません。

    セカンドショットはピンに向かわないといけないですし、パッティングは届かないのではバーディーは獲れません。

    ティショットはフェアウェイが一番バーディーに近い

    ティショットはフェアウェイが一番バーディーに近い

    距離が短めのロングホールのティグランドで「よし、このホールバーディ獲る!」という人は要注意です。

    飛ばして少しでも近くからセカンドショットを打つことはバーディ獲得のためのアドバンテージになりますが、絶対やってはいけないことはティショットのミスです。

    ティショットでOBや池は論外ですが、林やクロスバンカーに入るとほぼバーディの可能性がなくなります。

    距離が出てなくてもフェアウェイキープがバーディの可能性を高めてくれます。

    スコアアップには攻める姿勢が大切

    ティショットで”前のめり”にならないことは理解いただけたと思いますが、攻める姿勢がスコアアップにつながります。

    3パットしたとしてもカップオーバーしてるか?スイングにゆるみがなかったか?逃げるコースマネジメントしてないか?などと、いつもどおりにコース攻略できているかが大切です。

    まさに自分との闘いですね…。

    初心者ゴルファーでもバーディーは無縁ではないのです。

    18ホールあるので必ずチャンスが来ます。

    その時にどうプレーするか、バーディーを獲った後、どうマネジメントするかを考えておくことがスコアアップに重要なのです。

    ⇒ライバルにスコアで勝ちたい!

  • 初心者はアドレスで右を向きがち!

    初心者はアドレスで右を向きがち!

    「スライスに悩んでて…」初心者ゴルファーによく聞くセリフです。

    ほとんどの人はスライスの曲がりに悩んでいるのではなく、最初から右を向いて右に打ち込んでいており、なぜか悩むのです。

    この解決方法は簡単で、正しいアドレスをとれるかどうかです。

    右向いて右に打ち、悩む!

    左サイドのOB越えを狙いたいのに、気持ちは安全ゾーンに向いてるので、ついついアドレスが右向きに。

    「どうもプッシュアウトが多い」と言って、悩んでいるゴルファーのほとんどが右を向いてます

    ホントにプッシュアウト?

    「どうもプッシュアウトが多い」と言って、悩んでいるゴルファーのほとんどが、アドレスのセットアップで右を向いてます。

    弾道は悪くないのにターゲットに向かわないので、当然ですが結果が出ません。

    フェアウェイやグリーンの右サイドにはだいたいバンカーや池などを配置するので、スコアにならないのです。

    そんな感じで悩んでいるゴルファーは、練習場で見てると1人や2人は必ず見かけます。

    スイングを気にしてアドレスの確認をしていない

    初心者ゴルファーは、スマホなどで撮影した自分のスイング動画を観てクセをなおそうと必死です。

    でも、打つ前のアドレスの確認はしていますか?

    ほとんど初心者ゴルファーは、トップの位置やインパクトの瞬間に目を凝らしています。

    アドレスの方向、肩や骨盤のライン、ボールの位置を確認していないのです。

    良い弾道で右に行くのは…

    「アタリは良いんだけど…」という右打ちお悩みゴルファーは、アドレスで右を向いていることがほぼ確定です。

    スライスというミスは芯をとらえていなかったり、カット打ちやフェースが開いていることが原因です。

    弾道は力感無い高弾道で、飛距離が落ちます。

    つまり、ターゲットより右側に強い弾道がでるということは最初から右を向いているのです。

    右向いて左?

    ターゲットより右に良い弾道が飛ぶのは、プッシュアウトです。

    感覚はアテになることもあり、違和感から意識的にコネて「引っ掛けフック」になることもあります。

    アドレスを確認しないでこれを気にしていていると、間違ったスイング改造に着手してしまいます。

    アドレススタンスが右方向を向いて、スイングで左方向に打球を打つと結果的に「クローズスタンス」になります。

    フックしかでない

    アドレススタンスが右方向を向いて、スイングで手首をコネたりして左方向に打球を打つと、結果的に「クローズスタンス」になります。

    意識していなくても、フックを打つための基本スイングになってしまいます。

    これで、プッシュアウトかフックしか打てなくなり、初心者ゴルファーは悩み迷宮入りしてしまうのです。

    スタンスをなおさないと解決しない

    クローズスタンスでも、たまたま良い弾道がでてターゲットに向かうことがありますが、好調は長続きしないでしょう。

    トップでしっかり捻転できているうちは大丈夫ですが、クローズスタンスの難しさはトップ位置決めの難しさがあります。

    右わきがフライングエルボーになりやすく、左肩のアゴ下の入り具合がわからなくなるのです。

    (捻転が必要なので、トップではアゴ下に左肩が入らなければならない)

    また、スタンス方向とボール位置は密接に関係してますので、スタンスを直さないと正しいインパクトにならないのです。

    パッティングまで右向きに

    ミスからの3パットを防ごう

    知っててクローズスタンスならいいですが、スタンスを治さないとアプローチやパッティングまで右を向いたままになります。

    パットで「フックラインは得意だけど、スライスラインは苦手…」という方は要注意です。

    フックラインは右に打ちだしてもカップインする可能性が残りますが、スライスラインは右に打った段階でカップインすることはないからです。

    ボールの位置が右足寄りになる人は要注意

    スタンスが右を向いてなくても、骨盤や肩のラインが右側を向いてませんか?

    そういうゴルファーは、クローズスタンスと同じインサイドアウトのスイングプレーンなので、打ちにくくてだんだんとボールが右足寄りになります。

    左足の前に球を置いても、しっかり打てるかチェックしてください。

    眼の錯覚

    ゴルファーは、ターゲットと球を結んだ線を斜め上から見ているのです。

    スイングの時に眼の位置が斜め上から見ていることになるので、その日によって感覚が違うことになります。

    スタート前に練習場に行く目的は、準備運動とこの「眼の錯覚直し」です。

    これでは左に行きそう、でちょうどいい

    プッシュアウトで悩む人に正しいアドレスを教えると「かなり左を向てる気がする」といいます。

    スコア100前後の初心者ゴルファーのショット不調の原因は、ほぼアドレスにあります。

    プッシュアウトで悩む人に正しいアドレスを教えると「かなり左を向てる気がする」と言います。

    右向きに慣れちゃった人は、そんな感じなのです。

    誰でもいいからアドレス確認をしてもらう

    アドレス確認をしてもらおう。

    アドレスでスタンスや肩のラインを見てもらうには、ゴルフをしない人でもOKです。

    撮影してもらうのも良いでしょう。

    スイングではなくてアドレスとボールの位置を撮影してもらうので、動画でなくても静止画で十分です。

    私の経験では左向き過ぎという人より、圧倒的に右向き過ぎゴルファーが多いと思います。

    自分の感覚、意識と、全然違うアドレスかもしれませんよ。

    ⇒練習してるけど、ゴルフのセンスがないかも?

  • 練習場でなんとなく打ってる初心者ゴルファーが多い

    練習場でなんとなく打ってる初心者ゴルファーが多い

    ただ何となく打ちっぱなしで打ってませんか?

    運動としての気晴らしなら良いですが、スコアを縮めるために効果的な練習方法を実践しているゴルフ初心者は少ないように見えます。

    機械的に球数をこなしても人間は機械ではないので完全にプログラミングできるわけではありません。

    勘違いの練習法

    初心者が勘違いしてる練習効果へ期待することをまとめました。

    初心者が勘違いしてる練習効果へ期待することをまとめました。

    スイングを固める…

    生身の人間が同じ動きを覚えるために、一定期間の経験(練習)で無意識に動作できることは有り得ます。

    スイングのクセをなおしたり、良いスイングのクセ付けをするという程度なら可能ですが、良いショットのイメージで球数を打ちスイングを固めるというのは限界があります。

    目標を定めてない

    打ちっぱなし練習場でターゲットを狙わずに、もくもくと打っているゴルファーがいます。

    スコアをよくするためには狙ったところにボールを運ばなければなりません。

    まさに「打ちっぱなし」の意味を間違って解釈しているようですね。

    一週間も休めば元通り…

    プロや研修生のように毎日練習できる方はスイングのクセ付けに効果が現れるでしょう。

    毎日練習できない普通のアマチュアゴルファーはスイング改造はほぼ無理で、練習場でできることは微調整に過ぎないということを意識しておきましょう。

    良い弾道が連発してても、次週にはスランプに陥っていることが多くあり、調子が良い時は残念ですがたまたまです。

    アドレスをやり直さない…

    ゴルフスイングの一連の動作は、アドレスのとり方から始まります。

    たまに練習場で見かける「アドレスしたまま何球も打つ」練習法は、コースでスコアをよくするために有効ではありません。

    ゴルフストロークは「クラブを振り上げて下す」だけでなく、ターゲットに照準を合わせ強弱を考えて正しくアドレスをセットアップして打つまでのことです。

    練習場でも一球ずつセットアップすることが必要なのです。

    コースで練習成果を発揮しよう

    コースで練習成果を発揮しよう

    アマチュアゴルファーは一日に1000球打ったり、毎日ゴルフ練習できません。

    限られた予算と時間の中でスコアを良くしたいなら、実践のラウンドですぐに使えることを練習するのです。

    一打ずつ少し目標を変える

    練習場の斜め打ちは危険なので禁止ですが、5~10ヤード左右に目標を変えるくらいはできます。

    少しでも目標が変わるとアドレスのセットアップが重要になり、正しく構えるための練習になります。

    スタンスまではOKですが、肩のラインが正しくなくてフック、スライスがでたりします。

    レイアップを想定して打つ

    100を切れない初心者は1ラウンドで必ず林に打ち込みます。

    そして、1打で脱出できないことがよくあります。

    それが大たたきの原因となりスコアを乱していく原因となるのです。

    1ホールで大たたきしないように大切なのはレイアップショットで、これを練習しない初心者が多すぎます。

    サンドウエッジでトップする練習

    サンドウエッジでトップする練習

    セカンドショットあたりにあるクロスバンカーは、アゴが低めなのでどんなクラブでもダフらなければ脱出できます。

    右打ちの場合、トップ(球に直接あたる)すれば右目かスライス気味に飛球するものです。

    つまり、意識的にトップを打てるようにする練習はとても効果があります。

    最初はチョロでいいので、とにかく球にクリーンに当てる練習をしてください。

    難しいのはサンドウエッジでトップ気味に打つことですが、これに挑戦しましょう。

    右側OBを想定して打つ

    トップして打つこととは反対に「右側がOB」の時に絶対にOBしない練習もしましょう。

    前記のとおりトップはスライスしますので、ダフリ気味に打つ練習です。

    クラブフェースの上部にヒットするとスライスがでにくくなります。

    高い弾道を打つイメージをすると右側OBに行かなくなります。

    中級者へのステップアップ練習

    100を切れる、切ったことがあるゴルファーはさらにこんな練習もあります。

    100を切れる、切ったことがあるゴルファーはさらにこんな練習もあります。

    フェースの内や外側、上下で打つ

    クラブフェースの芯で打つのは基本ですが、練習場では当たるフェース位置でどんな弾道になるかを見ておくとラウンドで参考になります。

    外側(トゥ)で打つとフックがかかりやすいですし、内側(ヒール)で打つとスライスがかかりやすくなります。

    ティーアップして打つとわかりやすいですが、フェース下部でトップ気味だとスライスしやすく、上部で打ちテンプラ気味だとフック系になりやすいです。

    7Ⅰで50ヤード100ヤード150ヤードを打ち分けよう

    コースでは練習場とは違い、様々な状況で打つことが求められます。

    木の枝の下を通さなければならなかったり、強風の影響を受けないように低弾道を求められるのです。

    一つのクラブで3種類の飛距離を体感しておく練習がラウンドで効果を発揮します。

    7Iくらいが良いですが、50~150ヤードを打ち分けて、可能ならば同じ距離を低弾道と高弾道で打てるようになればレベルアップです。

    まとめ、打ちっぱなしでスコアメイクに効果的な練習を

    打ちっぱなしでスコアメイクに効果的な練習を

    紹介した練習法はどれもラウンドで効果が出るものばかりです。

    ゴルフは「いい弾道を打つ競技」ではありません。

    打ちっぱなしではスコアを良くするために、実戦を想定した効果的な練習が求められます。

    コースで次の一打を打つ前に「あの時練習場で打ったな…」というのがあれば、全く違う結果になったりするのです。

    そんな練習をしている初心者ゴルファーが少ない気がするので紹介しました。

  • ゴルフ初ラウンドの初心者はコレを意識しよう

    ゴルフ初ラウンドの初心者はコレを意識しよう

    ゴルフをはじめたばかりで、何をどう練習していいかわからない初心者がよくいます。

    コースデビューは、まだまだ先と思っているのは間違いで、早めに一度ラウンドを経験することをおすすめします。

    では、初心者がラウンドするときに気をつけておかなければならないことは何でしょうか?

    ゴルフ初心者の初ラウンドはこれを守ろう

    ゴルフ初心者の初ラウンドはこれを守ろう
    コンペや競技ではないので、初心者はラウンドに慣れることが大切です。

    OBは打ち直さない

    「OBになったらどうしよう…」不安になっている初心者ゴルファーをよく見かけます。

    公式戦でない限り、2019年のルール改正で打ち直しせずに前進4打目でプレーできます。

    ボールを探したり暫定球を打ったりと同伴者のストレスになり、迷惑をかけることにつながります。

    プレー進行遅れの可能性もあり、初心者がOBを打った時はプレーイングフォー(前進4打目)でプレーしましょう。

    ボール探しは早めに切り上げる

    初心者は一日に何度もボール探しすることになるので早めにあきらめましょう。

    林に打ち込んだり、OB付近にボールが行ってしまったらボール探しで同伴者に迷惑をかけます。

    初心者は一日に何度もそんな状況になるので、ボール探しは早めにあきらめましょう。

    高価なボールを使わなければよくて初心者はロストボールからゴルフを始めるものです。

    1個のボールを惜しまずに、楽しいラウンドを大切にすることが上達のコツです。

    隣のホールからは、まずコース復帰を

    隣のホールに打ち込みリカバリーショットするときは、とりあえず現ホールに復帰することを優先しましょう。

    グリーン方向を狙ったり、ショートカットしようとしてさらにトラブルになることがあります。

    進行が遅れることになり、スコアも乱すでしょう。

    まず、現ホールに戻ってくることが最優先でナイスアウトを。

    バンカーは無しでもいい

    2~3打バンカーショットしても出なかったり、出す自信がなければバンカー外からプレー再開しましょう。
    自信がなければバンカー外からプレー再開しましょう。

    バンカーショットが不得意な初心者は多いです。

    何度打っても出ないと同伴者も心配になります。

    2~3打バンカーショットしても出なかったり、出す自信がなければバンカー外からプレー再開しましょう。

    これも進行遅れを防ぐ狙いで、2019年のルール改正でペナルティを払えば認められることになりました。

    ぜひ活用してラウンドを楽しくしましょう。

    30ヤード以内は何としてもグリーンオンする!

    アプローチで行ったり来たりがスコアを崩す原因です。

    初心者ゴルファーは、グリーン周りが最も重要なのです。そのホールのスコアは増えて大たたきになりますし、落胆でその後のプレーに影響します。

    30ヤード以内は何としてもオンする!これが100切に絶対必要なことで、上手なゴルファーとラウンドしても迷惑にならない方法です。

    ロングパットの距離感に集中

    上りか下りかを判断できたら、曲がりは無視してタッチに集中するのです。

    ファーストパット、ロングパットの距離感を合わせることに集中しましょう。

    初心者はスライスかフックか曲がるラインを気にしすぎてミスする傾向が強いです。

    なので、上りか下りかを判断できたら、曲がりは無視してタッチに集中するのです。

    タッチが合ってくるとセカンドパットは大体2~3mなので、2パットフィニッシュのチャンスがあります。

    ロングパットの距離感が合うとアプローチの距離感も合ってきます。

    やっぱり初心者はラウンドしよう

    ゴルフ練習場であれこれ考えているのも良いですが、早くスコアを縮めるには多くのラウンドをして経験を積むことです。

    自然が相手のゴルフは経験値がスコアに影響します。

    いくら完璧なスイングをしてもスコアにつながらないこともあり、様々な条件でスコアを安定させるには経験値が必要です。

    人工芝マットと本物の芝では、同じスイングをしても結果が異なります。

    120を切るまではスコアはどうでもいい…

    初心者のスコアは130でも140でも大差ありません。

    120以上のスコアを数えるだけ無駄で、初心者はラウンドの流れや進行を妨げないようなコツをつかみましょう。

    進行を遅らせない初心者ゴルファーは、同伴する上級者も気にならないので、きっとまた誘ってくれます。

    上級者のプレーを間近で見れる分、上達の可能性が上がります。

    スコアは120を切ったあたりからカウントするようにして、それまではラウンドの流れにのる努力が必要なのです。

  • ゴルフ初心者は上手な人とのプレーでスコアアップ!

    ゴルフ初心者は上手な人とのプレーでスコアアップ!

    スポーツ全般に言えますが、ゴルフも上手な人とプレーする機会が多いと上達が早いです。

    オープンコンペに参加して知り合ったり、友人の友人と一日ラウンドすれば、知り合いになれます。

    自分より上手いゴルファーに、1ラウンドで一つか二つのマネをして、わかれなければアドバイスをもらうと、確実にスコアアップが期待できます。

    上手なプレーヤーのマネをする

    モノマネが上手な初心者ゴルファーは、うまくなるのがとても早いです。

    シングルプレーヤーと同伴するなら、「マネする」これが一番上達が早いです。

    一緒にプレーした人のルーティンやスイングをイメージするのです。

    要するにモノマネが上手な初心者ゴルファーは、うまくなるのがとても早いです。

    動画を見てイメージを

    40歳代後半の私の時代は、週刊パーゴルフやアルバに掲載されるプロのスイング連続写真が全てでした。

    今ならYouTubeで好きなゴルファーのスイングを見て特徴を掴み、自分のスイングでマネしてみてください。

    インパクトの瞬間はマネすることがムズいですが、アドレスやトップの形はとても参考になります。

    結果的にインパクトが変わり、弾道が安定したりします。

    グリーン上で参考になることが多い

    グリーン上で参考になることが多い
    グリーン上で参考になることが多い

    上級者と初心者の差は、グリーン上で大きくあらわれます。

    パットの距離感を掴むコツやラインの読み方、ルーティンワーク、アドレスのとり方や次打の考え方など、様々なことが勉強になるでしょう。

    あらためて、基本が大切なことがわかり、タイミングやヘッドアップなど参考になります。

    同伴者に動画を撮ってもらって自分のストロークを見ると、その違いが明確にわかるでしょう。

    ショートゲームがそこそこなら迷惑かからない

    「上手い人とプレーすると迷惑になるから…」よく初心者が口にします。

    ラウンドで30ヤードをグリーンに乗せることができれば、プレーの進行に影響はありません。

    ミスっても乗る確率が高い転がすランニングアプローチや、パターを多用すると良いでしょう。

    アドレスに入ってから異常に時間がかかる人なら別ですが…。

    ウマいプレーヤーは見ていない

    上級者は極端に進行が遅くない限り、あまり他人のプレーを見てません。

    風や距離感を掴むために弾道は見ていますが…。

    「下手なので迷惑がかかる…」と思う初心者は心配しすぎで、進行に注意すれば問題ありません。

    挨拶やマナーをしっかりしよう

    ナイスショットやナイスオンをしっかり言ってますか?

    自分のプレーにイッパイになってしまって、初心者ほど気後れして言っていません。

    朝のティーショット前の「よろしくお願いします。」や18番ホールの「ありがとうございました。」は自分から声をかけるようにしましょう。

    バンカーをならしたり、ターフを戻したり、良いマナーを意識します。

    ミスを悔いたり、暴言など、同伴者を不快にする行為も禁物です。

    進行を遅らせないように

    常時数本のクラブを持ち歩いていれば、カートに戻ることも最小限で迷惑が掛かりません。

    常時数本のクラブを持ち歩いていれば、カートに戻ることも最小限で迷惑が掛かりません。

    トラブルショット後の時、私はだいたい5番、7番、PWの3本を持ちます。

    曲げて林や隣のホールに打ち込んだ時は、林を超えるかコース復帰するかなど、いくつかのリカバリーショットを想定して、すぐに準備しましょう。

    まとめ、上手い人とのプレーは進行に注意すれば良い

    仲間で楽しくプレーするのが基本ですが、上達を早くしたいなら上級者とラウンドしましょう。

    仲間で楽しくプレーするのが基本ですが、早く上達したいなら上級者とラウンドしましょう。

    まだ、初心者なのでちょっと迷惑かけそうで…という方もいますが、最低限のマナーが守れていれば、上級者はあまり気にしません。

    進行が遅れそうなら、それを防ぐための方法はいろいろあるはずです。

    • 崖下に打ち込んだので1ペナにしてもらう
    • バンカーから出ないので1ペナで後ろに出してもらう
    • 池を超えないので1ペナ払って超えたところからプレーする

    工夫すれば進行遅れを防止できて、上級者に迷惑をかけないようにできます。

    ぜひ、上手い人のプレーを間近で見て、良いところを盗んで、自分のプレーに活かして下さい。